大館能代空港は,「あきた北空港」という愛称がつけられ,空港ターミナルビルは,秋田杉を主とする木材をいろいろな場所に使用して「森の空港」というイメージを演出しています。
この空港シーナリーは,FS2004からX-Plane11にやってきた物ですが,周囲の景観となじんだリアルな物になっています。
X-Plane11導入日記(その126)
X-Plane11にFS2004から来た大館能代空港
大館能代空港(RJSR)は,「あきた北空港」という愛称がつけられています。
空港ターミナルビルは,秋田杉を主とする木材をいろいろな場所に使用して「森の空港」というイメージを作り出しています。
この空港は,ターミナルビルや駐車場などの施設を道の駅にも利用している珍しい地方空港です。
年間利用者数は12万人未満で,東北地方の空港で最も少ない空港です。
2016年(平成28年)11月からフジドリームエアラインズ(FDA)が,私の地元である広島空港からのチャーター便を運行しています。
X-Plane用の大館能代空港シーナリー
このシーナリーは,ドキュメントにFS2004の大館能代空港を変換して作成したことが明記されています。
FS2004ではおなじみの空港ですが,X-Plane11では,リアルな周囲の景観とあいまって「森の中の空港」といったよいイメージになっています。
大館能代空港シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
空港データはX-Plane.orgからダウンロードします。
タイトルは,”RJSR Odate-Noshiro Airport JAPAN 1.0.0”です。
ダウンロードしたファイル名は,”Japan_RJSR_Odatenoshiro.zip”です。
ライブラリー
空港シーナリー表示に必要なライブラリーは,OpenSceneryXです。
これらをあらかじめインストールしておいてください。
そのほか,高精細地形データやAirport Environment HDなど空港シーナリーを改善するライブラリーもあるので併せて利用してください。
インストール
空港シーナリーをインストールする前に,表示に必要なOpenSceneryXライブラリーをインストールしておいてください。
空港シ-ナリーのインストール手順は,次のとおりです。
2 展開してできた,”Japan_RJSR_Odatenoshiro”フォルダーをX-Plane11>Custom Sceneryフォルダーにコピーします。
以上で導入作業は終了です。
X-Plane11での表示
ちょっと上空から空港ターミナル施設を表示しました。
実際には就航していないはずの国際線旅客機が見えます。
この位置に,国内線の旅客機オブジェクトを置けば表示されなくなるかもしれません。
元になったFS2004のシーナリーは,次のようなものです。
建物は同じでも周囲の景観から受ける印象は,X-Plane11が優れていると感じます。
X-Plane11では,フリーカメラで自由に見学ができるので,いくつかの施設をご紹介します。
空港エプロンとターミナルビルと管制塔です。
近くの針葉樹は,「秋田杉」でしょうか。
ターミナルビル玄関を表示しました。
空港名の表示看板が見えます。
上空から見た,冬時期の空港全景です。
緑色に見えるのが,空港シーナリーの境界のようです。
FPSについて
晴天時の空港滑走路上と飛行中について,FPSは”3jFPS”OFFで29以上と快適です。
まとめ
この大館能代空港シーナリーは,広島からFDAの機材を使ってIFRということになるのでしょう。
しかしながらFDAの機材は,ペイウェア用のAI機で見かけましたが,飛行できる機材は見つけていません。
いまのところ私にとってこの空港は,日本国内を周遊する時の経由地にしたい落ち着いた空港のひとつになっています。
この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版で表示確認をしています。
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