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X-Plane11に表示するAI機は,シーナリーに入っているものを表示するのが一般的です。もちろんAI機を表示するためのソフトウェアもあるのですが,表示するデータを用意するのが大変です。今回ご紹介するのは,実際の飛行機の運行データを利用してAI機を表示するプラグインです。このプラグインを利用すれば,自分でデータを用意する必要はありません。けれども導入するには,少しだけ面倒な手順が必要なので,それを説明します。
X-Plane11導入日記(その127)
リアルデータを利用してAI機を表示する”LiveTraffic”を導入する方法
X-Plane11のシーナリーを導入すると,それに含まれているAI機を表示できます。
自分の好きなAI機を表示させるには,専用のアドオンソフトウェアを導入することになります。
その場合でも,アドオンソフトウェアに含まれているデータ以外の表示を行おうとすれば,自前でデータを用意する必要があります。
一般的なAI機を表示するアドオンソフトウェアには,そういったツールが含まれています。
飛ぶことが楽しみにしている,私のようなホームパイロットは「面倒だな」と思ってしまいます。
実際,私はFS2004やFSXでもそういったペイウェアを購入しましたが,正直なところほとんど使っていません。
X-Plane11にもAI機をマネージメントする優れたペイウェアが存在します。
けれども,先の経験から導入をためらっていることは事実です。
そうした中で,見つけたのがリアルデータをAI機の表示に使うプラグインである”LiveTraffic“です。
このプラグインは,AI機を表示するためのデータをオンラインのリアルデータ提供サイトから持ってくることで,ユーザーがフライトプラン作成をする手間を省略することのできるものです。
“LiveTraffic”のダウンロードとインストール
ダウンロード
プラグイン本体データ
“LiveTraffic”を使うためのデータは2カ所からダウンロードする必要があります。
まず,”LiveTraffic”プラグイン本体のデータを,X-Plane.orgからダウンロードします。
タイトルは”LiveTraffic 1.16 190507“です。
このプラグインは結構バージョンアップされるので,最新の物を利用してください。
このタイトルからすれば,2019年5月7日版ということになるのでしょう。
X-Plane.orgから引用
飛行機オブジェクトデータ
つぎに,飛行機を表示するためのオブジェクトデータをダウンロードします。
データタイトルは,2019年5月で”Bluebell OBJ8 CSL package 1.24“といいます。
このタイトルのデータは,X-Plane.orgにもあるのですが,フォルダーが分割されているのでダウンロード後にフォルダーの構成をしなおす作業が必要です。
また展開時にエラーが発生して使えないファイルがあるので,ここからダウンロードするのは避ける方がよいと思います。
記事には,構成の済んだzipファイルをダウンロードできるGoogleドライブのリンクが表示してありました。
リンクアドレスをコピーしたので,ここからダウンロードしてください。
表示されたページの右上にある”すべてをダウンロード”というところをクリックし,まとめてダウンロードします。
このデータファイルは,約660MBもある大きな物なので,一つにまとめるのとダウンロードするのに時間がかかります。
X-Plane.orgから引用
インストール
まず,飛行機オブジェクトZIPファイルを適当な場所で展開します。
展開後のフォルダーの中に”Blubell CSL“というファルダーができていて,その中に10個のZIPファイルが入っています。
そのすべてのZIPファイルを展開します。
“LiveTraffic”のサイトに英文で”Step by step“という導入チュートリアルがあります。
私は,最初そのチュートリアルに従ってインストールしました。
それからWindowsでの動作には”Visual C ++再頒布可能パッケージ“が必要です。
導入が終わってみて気がついたのですが,ファイル操作に慣れている人なら簡単に導入できる方法があるので説明します。
“Blubell CSL”を展開後のフォルダーの中にある”BB_IVAO_vert_offsets_1.2.4“フォルダーを開きます。
このフォルダー内には,さきほど展開したフォルダーと同名のフォルダーが9個あります。
これらのデータは,オブジェクトデータの垂直位置を調整するためのデータであり,導入することによって地上にある飛行機をしかるべき位置に表示してくれる大事なデータです。
これらのフォルダーを,同名のフォルダーに上書きコピーすることでLiveTraffic用のデータを用意することができます。
なお,構成済みのデータの大きさは3.31GBあるので,ドライブの空き容量には注意してください。
できあがった”Blubell CSL”の中身である9個のフォルダーを,”LiveTraffic“フォルダー内にある”Resources“フォルダーにコピーします。
つぎに”LiveTraffic“フォルダー全体を,”X-Plane11>Resources>plugins”フォルダーにコピーすれば,導入作業は終了です。
作業を概要図にまとめておきましたのでご覧ください。

“LiveTraffic”の動作確認
導入が正しく行われていれば,X-Plane11起動後のフライト画面にある“Plugin”メニュー内に”LiveTraffic”メニューが表示されているはずです。
また,コックピットが表示されると同時に,画面右上にデータをダウンロードしている経過を示す画面が表示されます。

約2分でデータダウンロードが終了するので,しばらく待ちます。
このウインドウには,ダウンロードした飛行機数,表示できた飛行機数が表示されます。
表示できない飛行機は,オブジェクトがない物です。
ヨーロッパやUAEの空港では,表示できる飛行機が多いのですが,日本国内の航空会社のデータはANAとJALしか用意されていません。
国内の他の航空会社やLCCなどは,オブジェクトがないので画面には表示されません。
そのため,国内の多くの地方空港では飛行機が表示されないのが残念です。
AI機の表示
実際のAI機の表示は,次の画面のようになります。
“Live Traffic”のドキュメントに例示されているドバイ国際空港(OMDB)に行くと,複数のAI機が表示されます。

ドバイ空港で表示される多数のエミレーツ航空のAI機
一方,関西空港では1機だけ表示されました。

関西国際空港で表示された英国航空機
AI機のラベルなどの表示オプションは,”Plugin“メニュー内にある”LiveTraffic“で設定することができます。
リアルデータの入手先についても,有料サイトを含む複数のサイトから選べるようになっています。
また,メニューからプラグインを停止すれば静かなシーナリーを表示できますので,利用する時を選ぶことができます。
まとめ
オブジェクトデータがあれば,国内の空港でも多数の飛行機を表示できます。
“Blubell CSL”のデータは,FS2004などのAI機から変換されたデータですから努力すれば,国内航空会社のデータを用意することも可能だと思います。
その方法についても調べましたが,私にはリペイントと同じくらいの難しさだと思えたので,将来対応すべきものだと考えています。
そういうことで,いまのところは現在のデータで我慢したいと考えています。
この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版で動作確認をしています。




コメント
Thank you for your evaluation. Please continue to read it.