X-Plane11には,小型のグラスコックピットであるG1000を模したX1000という計器パネルが装備されている機体がいくつかあります。
そのうち一番よく使うと思われるのはセスナ172SPです。
この機体と日本語版操作マニュアルを利用して,G1000の操作方法を学習する方法を説明します。
X-Plane11導入日記(その109)
日本語版マニュアルと動画を使ってX1000の操作を学習する
G1000とは
G1000はガーミン社が製造している,小型機向けのグラスコックピットパネルです。
単発のプロペラ機から双発ジェット機はてはヘリコプターにまで搭載されています。
主となるプライマリーフライトディスプレイ,並んで装備される多機能ディスプレイによって,旅客機に装備されているグラスコックピット並みの情報を得られる高性能の航空電子機器です。
あの素敵なHONDAJetにも搭載されています。
実際にG1000セスナで飛行している動画は,YouTubeにも公開されています。
X-Plane11のG1000
X-Plane11には,小型のグラスコックピットであるG1000を模したX1000という計器パネルが装備されている機体がいくつかあります。
そのうちセスナ172SPの機体フォルダーの中にも英語版ですがX1000の取扱い説明書が入っています。
また,ネット検索したところ飛行手順を丁寧に説明していただいているブログ記事と動画がありました。
操縦手順の解説ブログ記事はつぎのページです。

またVNAVについての日本語字幕のついた動画は,次のとおりです。
この二つをご覧いただければ,なんとかX1000の利用はできるものと思います。
G1000の操作マニュアル
しっかりとX-Plane11のG1000パネルの操作を学んでいくには付属の英語版マニュアルを読むしか方法がないのは確かでした。
英語が苦手な私は,FS2004時代に入手したG1000機体などの商用ソフトウェアを塩漬け状態にしてしまっています。
X-Plane11でもペイウェアのSR-22やPhoenom100などのG1000装備機体を購入したのですから自分でもあきれています。
それだけG1000への憧れが強いのだと思います。
さてFS2004やFSXの時代には,X-Plane11のような説明書はなかったので,本物のG1000のマニュアル(英語版)を読むしか学習方法はありませんでした。
しかしながら,G1000のマニュアルには,X1000のマニュアルでは触れられていない操作依存型ソフトウェアキーの体系図も掲載されています。
本格的にX1000を学習するには,英語版は避けて通れないかもしれません。
X1000の日本語版マニュアルについて
このX1000マニュアル日本語版は,C172SPフォルダー内にある英語版マニュアルをGoogle翻訳を使って日本語化し,表現を修正して作成したものです。
X1000マニュアルを日本語訳することで皆様のお役に立ち,フライトシミュレーターへの抵抗感が少しでも少なくなればいいなと考えて作成しました。
私自身の翻訳能力不足がありますので未完成の0.9版として公開することにしました。
日本語版マニュアルをダウンロードするには,下のバナーをクリックしてください。
また,この日本語版は英語版の記載において明らかに誤りと判断できたもの(ダイヤル操作)については修正しています。
マニュアル内にはX-Plane11には学習ビデオのアドレスも公開されていますから,マニュアルの日本語版を一読していただき,動画を見ていただければ操作学習も円滑に進むのではないかと思います。
このマニュアルの最後の着陸部分については英語版ビデオだけのようで残念です。
まとめ
このX1000マニュアルの日本語化で,セスナ172SPのバリエーションについては,マニュアルの日本語化作業が終了しました。
先に公開してきた,G530,G430,SーTEC55と併せてX-Plane11を楽しむための一助としていただければうれしく思います。
私は,「たぶろぐ」2周年記念としてX1000の日本語マニュアルが公開できてよかったと思っています。
また,今後G1000パネルを利用したナビゲーションの記事にも挑戦したいと考えています。
この記事の日本語版マニュアルは,次の製品のオンラインバージョンアップ版のマニュアルを元に作成しています。
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