X-Plane11で使える函館空港シーナリーには2種類あります。
2015年に公開されたX-Plane10用のものと2018年に公開されたデフォルトシ-ナリーです。
2つのシーナリーを比較してどちらが良いのか悩んでしまうことになりました。
その理由を説明します。
X-Plane11導入日記(その104)
X-Plane11で使える函館空港シーナリー
函館空港について
函館空港は,函館市街地の東方,湯の川温泉に近い場所に立地している国が管理している空港です。
私が大学生だったときに函館にしばらく住んでいたので,よくお世話になった空港であり,箱館山からの夜景と供に想い出深いというわけです。
大学生当時は,B737-200AdvやYS-11が就航していましたが,現在はB737-800やA320をはじめいろいろな種類の旅客機が就航しています。
空港として大きな特徴があると言うわけではないのですが,新しくなった現在の空港ビルはガラス張りになり,出発ロビー中央が半円形に誘導路側に張り出している形状をしています。
X-Plane11の函館空港シ-ナリー
デフォルトシーナリー
X-Plane11のデフォルトシ-ナリーは2018年に公開された比較的新しいデータです。
あっさりとした空港ビルの形状ですが,半円形のビルの形状は再現されています。
もう一つの函館空港シーナリー
2015年に公開されたX-Plane10用のシーナリーがあります。
X-Plane10用とはいえ,X-Plane11で問題なく使用できます。
惜しいのは,管制塔の形状でデフォルトシーナリーの方が現在の管制塔の形状に似ているようです。
函館空港シーナリーのダウンロードとインストール
2015年に公開された函館空港シ-ナリーは,X-Plane.orgからダウンロードできます。
タイトルは”RJCH Hakodate 1.0”です。
また,表示に必要なライブラリーは,つぎのとおり4種類あります。
FF_Library_extended_LOD
R2_Library
ruScenery
ライブラリーのインストールについては,私の過去の記事をお読みください。
空港シ-ナリーのインストール手順は次のとおりです。
2 展開してできた,”RJCH Hakodate”フォルダーをX-Plane11>Custom Sceneryフォルダーにコピーします。
以上で導入作業は終了です。
X-Plane11での表示
管制塔の形状は現在の形状とは異なりますが,そのほかでは優れた表現が多数あります。
このシーナリーでは,ガラス張りの空港ビルの質感がよく表現されており,ボーディングブリッジや空港車両も多数再現されています。
駐機場の旅客機は,ライブラリーの”FF_Library_extended_LOD”によるものです。
ANAのB737-500とA320-200が表示されているので,函館空港ファンの私には好ましく思えます。
まとめ
皆様が利用されるときには,AI機の多さでは”RJCH Hakodate.zip”を,管制塔の形状が気に入らないと思われる方はデフォルトのままお使いいただくと良いと思います。
今回は,少しこだわり過ぎた空港探訪になってしまいました。
デフォルトシーナリーも改善が進んでいますので,いつかはよりよい質感表現になるかもしれません。
最後に,X-Plane11のフリーカメラで撮影した函館山からの夜景をご紹介して終わりにすることにします。
この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版で表示確認をしています。
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