関西国際空港は,1994年に開港しました。世界で初めてすべてが人工島の上にある海上空港です。
また,旅客と貨物両方で24時間運用を始めた空港です。
この巨大空港をX-Plane11で楽しみましょう。
X-Plane11導入日記(その102)
X-Plane11で飛ぶ関西国際空港
関西国際空港は,1994年に開港しました。世界で初めてすべてが人工島の上にある海上空港です。
また,旅客と貨物両方で24時間運用を始めた空港です。
完全な海上空港ということから,ポピュラーメカニクス誌の「世界で最も奇妙な18の空港」の第1位にも選定されています。
「空港周囲に騒音被害を生じさせない。」というこの立地は,空港の運用上有利に働くのでしょう。

“a view from Sky-view Kanku-hall at KIX ” by Tokyo Sakura. Photo from flickr
関西国際空港(RJBB)のダウンロードとインストール
さて,X-Plane11での関西空港ですが,駐機している多くの機体,空港への連絡橋と交通を再現していてFPS低下のない優れた仕上がりになっています。
ダウンロード
データは,X-Plane.orgからダウンロードします。
タイトルは”RJBB – Kansai International Airport 1.0.0”です。
X-Plane.orgより引用

ダウンロードしたファイル名は”Kansai_RJBB.zip”です。
シーナリーを表示するために必要なライブラリーは,OpenSceneryXです。
インストール
空港データをインストールする前に,ライブラリーデータの導入を済ませておいてください。
ライブラリーの導入方法は,私の過去の記事を参考にしてください。
空港データのインストール手順はつぎのとおりです。
ダウンロードした”Kansai_RJBB.zip”を適当な場所で展開します。
できあがった”Kansai_RJBB”フォルダーをX-Plane11>Custom Sceneryにコピーします。
これで導入作業は終了です。
X-Plane11での表示
駐機場には多くの国際線の旅客機がみえます。エアーフランスのA380が目立ちます。
空港ビル近くに移動して,ビルの玄関を眺めてみます。
上の写真の空港ビルの反対側に移動します。
道路が高架になっていて,二階部分に玄関があることが判ります。
泉佐野市から空港に渡るための連絡橋がきれいに再現され,自動車や鉄道が動いている様子が観察できます。
上空から眺めると,巨大な航空母艦のようです。
24時間空港ですから,夜景もご紹介します。
宝石箱のような情景を見ることができます。
飛行した時,29FPSを下回ることはありませんでした。
周囲が海であるというのもFPSにとって好条件になっているのかもしれません。
おしまいに,冒頭に引用した写真の位置から,X-Plane11での風景をご紹介します。
今回空港の風景を撮影するためにX-Plane11に備わっている”Free camera”を使いました。
こういった撮影をするには最適な機能です。
まとめ
大阪伊丹空港が周辺と細部にこだわった少し重めのシーナリーでしたが,関西国際空港はFPSに優しいシーナリーです。
私は,国際線の大型旅客機を飛行させるときに役立つシーナリーだと思います。
この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版で動作確認をしています。
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