X-Plane11の撮影機能を使いこなす方法

Flightsimulator

X-Plane11で航空機やシーナリーを導入したとき,いろいろなところを見て回ったり,動画を撮りたいと思うときがあります。
コックピット内なら自由に視点を動かして見ることができますが,飛行機の細部や空港施設の詳細や内部を見たいと思うことがあります。
X-Plane11には,そんな時に役立つ”Free Camera”という機能が用意されていますので説明いたします。


X-Plane11導入日記(その99)

X-Plane11の”Free Camera”を使いこなす方法

X-Plane11で航空機やシーナリーを導入したとき,飛行機の細部や空港施設の詳細や内部を見たいと思うことがあります。

X-Plane11には,そんな時に役立つ”Free Camera”という機能が用意されています。
ほとんどの機能は,キーボードプロフィールにプリセットされています。

X-Plane11の”Free Camera”を使いこなすための設定を説明いたします。

”Camera man” by samie141. Photo from flickr

X-Plane11の撮影機能

X-Plane11のデフォルトのキープロフィールで説明します。

説明上,キー表記は大文字としていますが,Shihtキーは押さずに小文字のままで操作します。

 

X-Plane11には,2つの便利な撮影機能があります。

スクリーンショット ”Shift+Space”
ビデオ撮影のOn/Off ”Ctrl+Space”

一方”Free Camera“は,キーボードの”C“を押し,視点の位置と向きを定める機能です。

スクリーンショットとビデオは,”Free Camera“で位置を定めてから撮影をします。

また,視点を変更する機能は”Quick Look”にも利用できます。

 

https://pbook.jp/post-9054/

“Free Camera”で位置と向きを変える方法

キーボードプロフィールを覗いてみると,位置移動と向きを変える機能がプリセットされていることがわかります。

パン部分のプロフィール(ズーム機能割り当ては修正済みです)

位置を動かす方法

上下左右の移動

上下左右は,キーボードの矢印キーに割り当ててあります。

早く動かすときは”Shiht“,ゆっくりは”Ctrl“と同時に押します。

前後への移動

前に動かすには”“(ピリオド)を後へは”“(カンマ)に割り当ててあります。

早く動かすときは”Shiht“,ゆっくりは”Ctrl“と同時に押します。

向きを変える方法

向きを変えることを”パン“といいます。

上向きのパンは”R“,下向きが”F“,左向きが”Q“,右向きが”E“です。

早く動かすときは”Shiht“,ゆっくりは”Ctrl“と同時に押します。

“Free Camera”でズームイン・ズームアウトを行う方法

これまで説明した位置と向きを変える機能は,プリセットのままで使えます。

けれども私たちの日本語環境で使っているとき,デフォルトのズームイン・ズームアウトのプリセットは働きません

X-Plane11のズームインのプリセットは”=“,ズームアウトは”“に設定されていますが,日本語キーボードでは機能しませんでした。

私の使っている日本語キーボードです。かな入力を使わないので表示のない物を使っています。

試しに英語キーボードを接続し,英語設定で試してみましたが,機能しませんでした。

英語キーボードです。”-”と=”の位置,その他のキーも配列が日本語キーボードと異なります。

言語環境設定が反映しているのかもしれませんが,そこをいじるとコンピューター全体に影響があるので,操作しづらいところです。

そこで,機能していないズームイン・ズームアウトの2つの機能をX-Plane11で使われていないNumkeyの”+”と”-“キーに割り当てました。

キープロフィールに登録したところ

 

加えて「高速ズーム機能は”Shiht“,ゆっくりズーム機能は”Ctrl“と同時に押す」という設定をそれぞれキープロフィールに登録します。

なお,この組み合わせは,他の設定と重複していませんので気を遣わずに設定できます。

これでズーム機能を日本語環境で利用できるようになります。

実は,”Quick Look”を使う時にズーム機能割り当てを変更したのですが,英語キーボードでの調査が終わっていなかった為に,こちらの記事が後になってしまいました。

併せて”Quick Look”の紹介記事でキー設定の説明が不十分であることをお詫びいたします。

Quick Look”の設定にもズーム機能は使えますので設定して利用してください。

 

まとめ

位置,向き,ズームイン/アウトの設定を覚えれば,自由自在に撮影位置と倍率を決めることができます。

このキー設定を覚えておけば,飛行機の細部も,シーナリーの細かい表現も自由自在に見ることができますね。

 

 


この機能は,次の製品のオンラインバージョンアップ版で動作確認をしています。

コメント

  1. pbook より:

    前後移動についての説明が抜けていたので,修正いたしました。
    申し訳ありませんでした。

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