東京都にあるよく知られている離島に伊豆大島があります。現在の航空路は新中央航空が調布と大島を結んでいます。
X-Plane11で簡単に使える2015年当時の大島空港を再現したシーナリーがあるのでご紹介します。
X-Plane11導入日記(その97)
簡単にインストールして使える大島空港シーナリー
伊豆大島について
伊豆大島は伊豆諸島最大の島で,三原山を中心とする火山島です。1986年の大噴火時には,島の住民全員が1ヶ月間の避難を余儀なくされました。
伊豆大島空港へは,調布飛行場から新中央航空が飛んでいます。
また,大島空港から伊豆諸島の島々へは,東邦航空のヘリコプターが飛んでいます。
私のような年代にとって,伊豆大島といえば,「アンコ椿は恋の花」という歌を小学校の遠足のときに大声で歌った思い出があります。
この歌は,先の東京オリンピックの年(1964)に,17歳だった都はるみさんが歌っておられました。
X-Plane用の大島空港
閑話休題,大島空港シーナリーは,X-Plane10用に2014年に公開され,2017年に改良されたVer1.3が公開されています。
データのダウンロードとインストール
ダウンロード
最新のVer1.3は,X-Plane.orgで公開されています。
シーナリー表示に必要なライブラリーは,OpenSceneryXと高精細地形データです。
なお,VFRを楽しむためにはとJapan proライブラリーを導入しておくことをおすすめします。
ダウンロードできたファイルは”Japan_RJTO Oshima v1.3.zip”という名前です。
インストール
ダウンロードした”Japan_RJTO Oshima v1.3.zip”を適当な場所で展開します。
展開してできた”Japan_RJTO Oshima v1.3”フォルダーをX-Plane11>Custom Sceneryフォルダーにコピーすれば導入作業は終了です。
シーナリーの説明書は,展開したフォルダー内にpdfファイルで収められています。
X-Plane11での表示
空港内外には,多数の車両が動き回っています。
駐機場にデフォルトセスナを駐機して眺めてみました。
駐機場には,2015年当時飛んでいたANAのB737と伊豆大島から伊豆諸島の島々を結ぶ東邦航空のヘリコプター(東京愛らんどシャトル)がスタンバイしています。
シーナリーの説明書に,空港ビルの待合所の日よけが季節と時刻によって変化するとの説明がありました。
7月の正午ごろと夜間に待合所の日よけを比較してみました。
みごとなこだわりですね。
作者の方が,照明にもこだわったので夕暮れを見てほしいと書いておられたので,表示してみました。
ロマンティックな空港風景になります。
空港全景ですが,しっかり周囲の地形や風景と溶け込んでいて違和感はありません。
展開したフォルダーの大きさは152MBと結構大きいのですが,静止オブジェクトが多いのかFPSへの影響は感じられません。
高精細地形データと四季のテクスチャーを導入していても,平均して29FPS以上でした。
まとめ
大島空港は,FPSにも配慮されている優れたシーナリーだと感じました。
FS2004では可能なのですが,X-Plane11でも新中央航空の機体で飛行してみたいものです。
このシーナリーは,次の製品のオンラインバージョンアップ版で動作確認をしています。
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