熊本空港は近い将来空港ビルの建て替えで姿を変えます。
熊本地震からの復興を加速するという名目で熊本空港の管理が民間移行し,管理条件として空港ビルの建て替えなので現在の熊本空港のビルは今後見られなくなります。
X-Plane11には現在の熊本空港のシーナリーがあります。
周囲にある「阿蘇にしはらウインドファーム」も再現した魅力的な熊本空港をご紹介します。
X-Plane11導入日記(その93)
風力発電所が眺められる熊本空港をX-Plane11に導入する
熊本空港(RJFT)は,熊本の市街地から少し東の阿蘇山よりに位置しています。
周囲には山々があって景観のよい空港で,「阿蘇くまもと空港」という愛称がつけられています。
空港の東の阿蘇山寄りの山には「阿蘇にしはらウインドファーム」という風力発電所があります。
X-Plane11用の熊本空港シーナリー
ダウンロードとインストール
ダウンロード
データは,X-Plane.orgからダウンロードします。
タイトルは”Japan_RJFT Kumamoto 1.3”です。
この空港シーナリーを表示するために必要なライブラリーは,OpenSceneryXです。
その他の動く日本の自動車や道路の標識などの表示に必要なオブジェクトは,すべてシーナリーフォルダー内に収納されているため,そのほかのライブラリーは不要です。
空港シーナリーに加えて周囲の市街地や九州新幹線を表示するために”Japan pro”ライブラリーをインストールしておけば完璧です。
インストール
ダウンロードした”Japan_RJFT Kumamoto v1.3.zip”ファイルを適当な場所で展開します。
展開してできた”Japan_RJFT Kumamoto v1.3”フォルダーをX-Plane11>Custom Sceneryフォルダーにコピーすれば導入作業は終了です。
もちろんライブラリーの導入は済ませておいてください。
ライブラリーの導入については,私の記事を参考にしてください。
X-Plane11での熊本空港の表示
熊本空港は陸上自衛隊の飛行場を併設しているため,自衛隊機も発着します。
このシーナリーでは,民間機のほか自衛隊機のAI機も表示されます。
もっとも,ここは陸上自衛隊の施設でヘリコプター中心のはずですが,表示されているのが航空自衛隊機みたいなのがご愛敬です。
また空港に入る道路には日本の自動車や標識や看板まで再現されています。
しかしながら,空港シーナリーがFPSに与える影響は軽く29FPS程度になっています。
離陸して東に進路を向けると阿蘇外輪山が見えます。
その山麓にある「阿蘇にしはらウインドファーム」の風車群がすぐに目に入ります。
熊本市内の風景
Japan proライブラリーをインストールしていれば,ランドマークとなる九州新幹線の高架を見ることができます。
残念ながら熊本城は設置されていませんでした。
まとめ
私は,X-Plane11用に用意された日本国内の空港シーナリーを一つ一つ検証しながら導入しています。
その一つとして,2018年に公開された熊本空港シーナリーをご紹介しました。
FPSに配慮した軽いシーナリーに仕上がっておりVFRを主とする私にとって好感の持てるシーナリーです。
是非インストールして楽しんでください。
あわせて,公開していただいた作者に感謝いたします。
ありがとうございました。
このシーナリーは,つぎの製品のバージョンアップ版で表示しています。
コメント