X-Plane11のFPS確保のためにグラフィックス設定を最適化する方法

Flightsimulator


X-Plane11が11.31に更新され,オンラインマニュアルも2019年2月1日付けで更新されました。
この中で,X-Plane11を利用する上でPCインフラに見合うグラフィックの設定方法のくわしい説明が追加されたのでご紹介します。

 


X-Plane11導入日記(その86)

X-Plane11の新しいデスクトップマニュアル

オンラインで提供されるデスクトップマニュアルの更新

X-Plane11が11.31に更新され,デスクトップマニュアルも2019年2月1日付けで更新されました。

この新しいマニュアルでは,PCインフラに見合うグラフィックの設定についてくわしい説明が追加されました。

これまでざっくりとした説明しかなかったのですが,今回の説明では順をおって設定していくことで,自分のPCインフラに見合う設定をすることができるようになっています。

この新しいマニュアルでは,目標FPSを20以上,理想的には30以上にしていて”19では使えない”と断じています。

私はそうでもないと思うのですが,30以上あれば”アニメーションの描画設定枚数”と同じになり,合理的な数値とも考えられます。

設定方法の解説

オンラインマニュアルは,以下のリンクで読むことができます。

X-Plane 12 Desktop Manual | X-Plane

Google Chromeなどのブラウザーの翻訳機能を使えば日本語で読めます。

www.x-plane.comから引用

 

PC画面で表示すると右側に目次が表示されます。

この中で,”4. V. レンダリングオプションの設定”という項目を探します。

クリックすれば,目的のページにジャンプしますからじっくり読み込んでください。

また,X-Plane11がFPS20を確保するために自動的に表示設定を変更するという仕組みの説明が追加されています。

具体的には,”Fog(霧)”という方法で遠方を表示しないようにするものです。

www.x-plane.comから引用

内容紹介

ざっと内容を紹介すると,設定のレンダリングオプションページ右側はCPU依存左側はグラフィックカード依存の項目です。

グラフィック設定画面の例

 

1 設定をすべて低位にセットしFPSを記録します。

2 変更は,CPU側から行いFPS30を下回ったところでその設定の少し低いところに戻して設定するという方法をとります。

各項目についての詳しい説明も付け加えられていますので,納得感があります。

ただし,どうしても目標のFPSが達成できない場合には解像度を下げるようにとの説明もありました。

このあたりは,私の過去の記事で実証したところです。

https://pbook.jp/post-7932-3/

 

まとめ

公式資料での設定の解説は,大変ありがたいと思います。

むやみに高FPSを目指すのではなく,必要とする範囲でPCインフラに見合った設定を行うようにしたいものですね。

 


この記事は次の製品のバージョンアップ版のマニュアルについて記載しています。

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