X-Plane11に付属する軽飛行機には,自動操縦を支援するための通信機兼用ナビゲーションが標準で搭載されています。
X-Plane11に付属する操作説明書は英文ですので,操作を習得するには少し苦労します。
けれども,これを助けてくれるページがあるのでご紹介するとともにX-Plane430の操作説明書の日本語版を公開します。
X-Plane11導入日記(その84)
X-Plane11の一般的な飛行機に搭載されている通信機兼用ナビゲーションG430の使い方
X-Plane11に搭載されている通信機兼用ナビゲーション
X-Plane11に付属するセスナのような一般的な軽飛行機には,自動操縦を支援するため,通信機兼用のナビゲーション装置としてガーミンG430とG530が標準で搭載されています。
X-Plane11の”Instruction”フォルダーの中に,操作説明書がありますが,残念ながら英文のpdfファイルです。
そのため,私のような英語を苦手とするものにとっては操作を習得するには少し苦労します。
けれども,ある程度の操作なら説明してくれるページがあります。
X-Plane11に付属するG430とG530の操作解説ページ
このページは,X-Plane.orgの中の”Flight school”の中にあります。
X-Plane.orgをGoogle Chromeで閲覧し,自動翻訳するよう設定していれば,”航空学校”というメニューが表示されます。
X-Plane.orgより引用
この中に,”GPS(430-530)チュートリアル”という項目のフォーラムがあります。
X-Plane.orgより引用
フォーラムという形を取っていますが,実際はG430と530を使うための解説になっています。
原文は英語ですが,ブラウザーの翻訳機能を使えば日本語で読めます。
このページでは,G430で説明が始まりG530で終わるという変則的な解説になっています。
G530はG430の発展型ですから,パネルが違うだけで操作はほぼ同じなのでこのような形を取ったのかもしれません。
X-Plane11に付属しているG430の説明書
X-Plane11に付属しているG430は”X-Plane430”という名前が付けられています。
オンラインの説明書でもある程度までは,この装置を使うことができるようになると思います。
けれども,パネル操作やフライトプランの読み込み方法など,細かい点で十分ではありません。
そこで,”X-Plane430”の操作説明書を日本語に翻訳することにしました。
こうすれば,X-Plane11で自動操縦を使おうとする方のための手引きにしてもらえれば,少しでもフライトシミュレーターのファンを増やす助けになると考えたからです。
というわけで”X-Plane430操作説明書 日本語版”をとりあえず公開することにしました。

X-Plane430の操作説明書の日本語版の一部
GPSの使い方は,Webの”航空学校”を参考にしていただき,日本語版説明書は”X-Plane430”の操作に慣れるまで手元においてご利用ください。
ダウンロードは,下のリンクをクリックしてください。
ダウンロードされるファイルは”X-Plane G430 Manual-J-v101.pdf”という名前です。
元のpdfファイルは配布自由になっていますが,この日本語版は表現に自信がないのと,元のpdfファイルのようなハイパーテキストではないので,個人使用の範囲にとどめ,再配布はお控えくださるようお願いいたします。
また,この日本語版は英語版の記載において明らかに誤りと判断できたもの(ダイヤル操作)については修正しています。
まとめ
先にご紹介した”S-TEC55”と連動する”X-Plane430”を使うことで,とりあえずはフライトプランによる自動操縦ができるようになります。

COM1+NAV1に割り当てられている”X-Plane530”については,ほぼ同じ操作になります。
私の目標は”X-Plane1000”です。
私は,G1000のファンであり,このグラスコックピットの良さを皆様にご紹介したいと思いますので,できるだけ早く公開できるよう努力いたします。
この記事は,つぎの製品のバージョンアップ版の解説書を元に作成しています。
コメント
早々に改訂版Ver1.01をリリースするハメになりました。
原因は元の英文版のミスを発見したためです。
同時に,段落の体裁を整えました。