2019年になってX-Plane11が11.30に更新されました。
新しいX-Plane11は,従来の米国式滑走路表記を使っているので日本の滑走路の表記は誤ったままです。
11.25向けの新しい空港環境整備のライブラリーが発表されているので,これを導入します。
あわせて,新しい冬のテクスチャーも更新します。
X-Plane11導入日記(その77)
X-Plane11 Ver11.30で”Airport Environment HD”と”Seazons winter xp11″を更新する
2019年1月初旬にX-Plane11が11.25から11.30に更新されました。
大きな更新のようで,5分以上かかってダウンロードとインストールが行われます。
滑走路のテクスチャーなどが更新されましたが,新しいX-Plane11でも従来の米国式滑走路表記を使っているので日本の滑走路の表記は誤ったままでした。
滑走路のテクスチャーや表記の修正は,再び”Airport Environment HD V2“を導入して修正します。
そしてこの”Airport Environment HD V2“が,2018年12月に2.1にバージョンアップされています。
このバージョンアップは,X-Plane11Ver11.25に合うように更新されたものですが,タイミングとしては,11.30の少し前ということになってしまったようです。
そして,新しくなったOpenSeceneryXの更新に合わせるように”Seasons Winter“が更新されました。
更新されたのは,冬の樹木や草地のまだらな積雪といった細かい部分のようです。
この2つのフリーライブラリーをX-Plane11 Ver11.30に導入して,冬の空港を修正しましょう。
データのダウンロードとインストール
ダウンロード
2つのデータは,いずれもX-Plane.orgにダウンロードリンクがあります。
“Season Winter”は,データ量が多いので少し時間がかかります。
リンクを表示しておきますので,活用してください。
“Airport Environment HD”
“Seasons winter XP11”
インストール
“Airport Environment HD”
インストール方法は,旧バージョンと同じなので,説明書の邦訳を引用します。
詳しいインストール方法は,私の前の記事を参考にしてください。
日本国内の空港環境を改善するには,すべてのをパートを導入してください。
インストール(パート1):
1 「Part 1(Texture replacement)」フォルダ内に移動します。
2 すべてのファイルとフォルダを「X-Plane 11 / Resources / bitmaps / runways」にコピーします。インストール(パート1.5) – オプションの手順:
これらはオプションのヨーロッパの滑走路番号です(1桁の数字の場合は先行ゼロ)
1 「パート1.5(オプション) – ヨーロッパの滑走路番号」フォルダー内に移動します。
2 Windows / Linux:すべてのフォルダーを単に「X-Plane 11 / Resources / bitmaps / runways」にコピーします。 自動的にマージされます。
3 OSX:OSXはデフォルトでフォルダをマージしないため、サブフォルダ内に移動し、すべてのファイルをX-Planeディレクトリ内のそれぞれのフォルダにコピーします。インストール(パート2):
1 「Part 2(Scenery library)」フォルダの中に移動します。
2 「Airport Environment HD」フォルダを「X-Plane 11 / Custom Scenery」にコピーします。
3 以前のバージョンのAirport Environment HDをインストールした場合は、それらのフォルダを削除します。
“Seasons Winter”
この冬のデータは,単純に既存のデータフォルダーを削除して新しいフォルダーをコピーするという置き換え作業になります。
元の冬のデータの導入と同じ手順になるので,私の前の記事を参考にしてください。
秋冬のデータを導入しているのであれば,”scenery_packs.ini”を編集する必要はありません。
更新された冬の空港シーナリー
滑走路が一桁で冬木立のシーナリーが表示できると言えば,”新千歳空港”です。
滑走路は01Lですし,周囲は原生林です。
早速に,新しいシーナリーを作成して飛行してみました。
まず,滑走路表記はちゃんと01Lになっています。
離陸して滑走路脇の原生林を表示してみるとそれらしく表示されています。
また,空港周辺の住宅街の周辺では,まだらになった雪が表示されています。
新しいOpenSeceneryXとJapan proを導入していますので,FPSも30を維持して飛行できるので快適です。
まとめ
新しいX-Plane11のバージョンアップと呼応するように,メジャーなフリーライブラリーが更新されました。
X-Plane11を安心して使い続けられるのは,熱心なファンのおかげだと思います。
本当にありがたいことだと思います。
この記事は,次の製品の更新版で動作確認を行いました。
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