これまでX-Plane11でのVFRの良さを強調してきましたが,夜景までは言葉が足りませんでした。
本格的に,東京の夜景をゆっくり楽しむためにスタート地点として東京ヘリポートを選びました。
導入は簡単なので,ヘリコプターで夜景を楽しむ遊覧飛行に出かけましょう。
X-Plane11導入日記(その71)
X-Plane11で東京の夜景をヘリで楽しみましょう
私はX-Plane11は,VFRを楽しむという立場から,シーナリーの導入や設定をしてきました。
けれども,夜景までは言葉足らずだったと思います。
そういえばX-Plane11のスタート画面は夜景になっていますね。
さて,私は国内のシーナリーのライブラリー調査をしていて,東京ヘリポートシーナリーの存在を知りました。
このシーナリーは,X-Plane10向けのシーナリーですがX-Plane11でも使えることを確認しました。
昼間の東京ヘリポートシーナリーの上空を飛んでいるとき,ふとTVのCMを思い出しました。
イケメンが美女とヘリでシャンパンを飲むというCMです。
乗客としてヘリに乗り,夜景を楽しむのはすてきなことだと思います。
まあ,フライトシミュレーターファンなら,自分で操縦して夜景を楽しむほうが似合うと思うのはやっかみでしょうか。
というわけで,東京ヘリポートから東京の夜景を遊覧飛行することにしましょう。
実際のナイトクルーズの動画がYoutubeにあります。
東京ヘリポートシーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
ダウンロードは,X-Plane.orgから行います。
東京ヘリポートシーナリーのタイトルは”Tokyo Heliport ICAO:RJTI”といいます。
ダウンロードしたファイルは”forV10.zip”という名前です。
インストール
東京ヘリポートシーナリーのインストールは,通常のフリーシーナリーと同じです。
ダウンロードファイルを展開し,その中にある”forV10”を開きます。
さらにそのフォルダー内の同名の”forV10”フォルダー内にある”RJTI_10v1”を,X-Plane11の”Custom Scenery”フォルダーにコピーします。
”scenery_packs.ini”への記載は,X-Plane11にやってもらいましょう。
そうすれば”RJTI_10v1”は,”scenery_packs.ini”の一番上に入っているはずです。
また,このシーナリーが利用するライブラリーは,Open SceneryXだけです。
このフリーシーナリーとこのライブラリーの詳しいインストール方法は,私の過去の記事をご覧ください。
X-Plane11での表示
東京ヘリポートからの離陸ですから,場所と機材を指定します。
新しいフライトで,場所は”RJTI”,機材は”Sikorsky S-76C”を選びます。
まずは,昼間の東京ヘリポートからご紹介します。
AI機のいない静かなヘリポートです。
地上シーナリーを最大限表示する設定をしているので,上空から見ると周囲の木立や橋梁も表示されます。
やはり,VFR向け表示設定はここでも効果を発揮しています。
今後,AI機の導入を調べてFS2004並のにぎやかなヘリポートにしたいと思います。
つぎに夜間のヘリポートです。
駐機スポット中央にマーカーが見えるだけで,さびしいエアポートです。
上空に行くに従い,東京市街地の灯りが目に入るので明るくなってきます。
西南西に目を向けると羽田空港の22番滑走路が正面に見えます。
夜の羽田空港は美しいですね。
さて夜間飛行をする時には,自分の飛行位置を確認しながら飛行しなければいけません。
IFRで飛行するのが正統な夜間飛行ですが,ここは簡単にしかも無計画に飛行できるようPlan-Gのようなムービングマップを使います。
A機もムービングマップ上に表示されますから,注意すれば衝突の危険性を回避しながら結構自由に飛ぶことができます。
まとめ
シミュレーターならではのムービングマップを使った夜間飛行方法をご紹介しました。
またその道具立ての一つとして,シーナリーを一つご紹介しました。
フライトシミュレーターの楽しみ方は,いろいろあるものです。
Enjoy, Flying.
この記事は,次の製品で動作確認をしています。
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