波照間島は沖縄県八重山郡にある日本最南端の有人島です。
この島には,波照間空港があるのですが定期便が飛んでいません。
島の交通は,石垣島からの高速船がささえています。
この波照間島上空をフライトシミュレーターで飛んでみることにしました。
X-Plane11導入日記(その69)
波照間島をフライトシミュレーターで遊覧飛行する
波照間島の魅力
私は,たくさんの本を読みます。
最近読んだ小説の中に松岡圭祐さんの”万能鑑定士Q”シリーズがあります。
「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」というキャッチフレーズで,人気のシリーズです。
この小説のヒロイン凜田莉子(りんだ りこ)の出身地がこの波照間島という設定になっています。
”万能鑑定士Q”シリーズの魅力的な表紙は,清原紘さんが描いていて,私はその絵の魅力に負けて2冊の画集を購入してしまいました。
波照間島には,過去に小型機の定期便がありましたが,現在の交通機関は高速艇だけになっています。
島の美しさは,観光案内のページでも鑑賞できます。
この島にある波照間酒造所が製造している「泡波」は,小説にも登場するほどの有名なお酒です。
私は,焼酎が大好きなので一度は飲んでみたいと思います。
波照間空港を離陸し,島を周回してみます。
島の唯一の交通機関である高速船の発着する桟橋は,あっさりとした表現にとどまっています。
島の地表は緑に覆われ,道路は表示されますが集落ははっきりしません。
けれども,遠景で西表島を望むことができるのでかろうじてVFR飛行は可能です。
X-Plane11での波照間島
さすがにFS2004から10年以上経過した後に登場したX-Plane11の表現は一日の長があります。
高速艇の発着する桟橋周辺の集落や,島内の畑や道路もきちんと表現されています。
また,高精細地形データーを導入しているので,遠景ながら西表島の海岸線の地形が少しわかるくらい精細に表示されます。
少しスキルがあれば,空港にオブジェクトを配置できるのでさらに雰囲気が出ると思います。
着陸の際には,動く地上の交通も表示されるので実感があります。
そのため波照間空港のように周囲に建物が何もない空港でも,よい雰囲気になります。
空港へのファイナルアプローチ 左側の道路の自動車は,動いています。プレファブライブラリーが表示するターミナルビルは,実際の建物よりも数段立派なものです。
まとめ
今回は,私が普段楽しんでいる離島ツアーの一つをご紹介しました。
X-Plane11では,何もない空港と思っていた波照間空港でさえ,設定を工夫しライブラリーデータを導入するだけで実感のある風景が楽しめることが改めてわかりました。
今後,空港内のオブジェクトを配置するスキルを身につけて「楽しい空港」作りを目指すのもいいかなと思い始めました。
いやはや,勉強しないといけないことが,また一つ増えてしまいました。
コメント