X-Plane11に使うことができる日本国内の空港シーナリーが多数あります。
これらのシーナリーを使うためには,多数のフリーライブラリーが必要です。
これまで導入してきたライブラリーのほかにいくつか必要となったライブラリーやプラグインがあります。
X-Plane11導入日記(その66)
日本の空港シーナリーを使うときに必要なフリーウェアを導入する
X-Plane11で使える日本国内の空港シーナリー
X-Plane.orgやFlightsim.comには,X-Plane11で使うことができる空港や飛行場のシーナリーが多数公開されています。
このうち,日本国内にある空港・飛行場・ヘリポートのシーナリーは,2018年12月13日現在で41カ所ありました。
下のページの資料によれば,日本国内の基地やヘリポートを除く民間空港・飛行場は97カ所あります。

公開されているシーナリーをすべて導入すると,半分弱の空港シーナリーがそろうことになります。
空港シーナリー表示に必要なフリーウェア
2018年12月現在で公開されている空港シーナリーの説明文から,必要なライブラリーとプラグインのリストをつぎのように作成しました。
Airport Environment HD
BS2001_Object_Library
CDB Library / version 2.4
FF_Library
FF_Library_extended_LOD
Flags of the world
MisterX Library
NAPS_Library
OpensceneryX
Pavement paintings library (PPlibrary)
R2_Library
RE_Library
ruScenery
The Handy objects library 3.9
THE-FAIB-aircraft Library
The-Fruitstand-Library
World Models
XAirportScenery
XP11_HD_Mesh_V4_+30+130-Asia
ZZ DF hard surface
AutoGate 1.72
このリストにあるライブラリーの大半は,私の過去の記事でご紹介したものです。
なお各空港ごとに必要なフリーウェアの一覧表を,エクセル2013形式のファイルとpdfファイルを作成しましたので,ここからダウンロードしていただければ,お読みいただけます。

ライブラリーリストの一部です

Japan Airport”2018-05-12_12-02-40″ by Nick. Photo from Flickr
新しくそろえる必要があるフリーウェア
先にご紹介した記事には含まれておらず,新たにダウンロードが必要なものは,2つのライブラリーと一つのプラグインでした。
ライブラリは次の2つです。
ZZ DF hard surface
また,プラグインはつぎのひとつです。
この”AutoGate”というプラグインは,機能を持つシーナリーパーツといえます。
このプラグインは,空港シーナリーの駐機場に,旅客機の停止位置を案内する指示灯を設置します。

AutoGateの表示例 ”AutoGate_172.zip”から一部引用
これらのフリーウェアは,検索すれば簡単にみつけることができます。
私の記事を参考にダウンロードしてください。
ライブラリーとプラグインのインストール
ライブラリーのインストール
World Modelsのインストール
X-Plane.orgから引用
ダウンロードした”world-models-0.8.0.zip”を展開します。
展開後にできた”world-models-0.8.0”フォルダーを開きます。
このフォルダーの中にある”world-models”というのがライブラリー本体のフォルダーです。
このフォルダーをX-Plane11の”Custom Scenery”フォルダーにコピーします。
”scenery_packs.ini”をメモ帳で開き,”world-models”フォルダーの登録を行います。
ZZ DF hard surfaceのインストール
X-Plane.orgから引用
ダウンロードした”ZZ_DF-Hard_Surface.zip”ファイルを展開します。
展開後にできた”ZZ_DF-Hard_Surface”フォルダーを開きます。
このフォルダーの中にある同名の”ZZ_DF-Hard_Surface”というのがライブラリー本体のフォルダーです。
このフォルダーをX-Plane11の”Custom Scenery”フォルダーにコピーします。
”scenery_packs.ini”をメモ帳で開き,”ZZ_DF-Hard_Surface”フォルダーの登録を行います。
このライブラリーは,名前の”ZZ_”が示しているとおりライブラリー定義の一番下に置くことが推奨されています。
私は,高精細メッシュシーナリーのすぐ上あたりがよいのではないかと思います。
Autogateのインストール
X-Plane.orgから引用
ダウンロードした”AutoGate_172.zip”ファイルを展開します。
展開後にできた”AutoGate_172”フォルダーを開きます。
このフォルダーの中にある”AutoGate”というのがプラグイン本体のフォルダーです。
このフォルダーをX-Plane11をインストールしたフォルダー内にある”Resources>plugins”フォルダーにコピーします。
インストール後に起動したX-Plane11のメニューから,プラグインが正常にインストールできているかを確認します。
まとめ
今回は,日本の空港のシーナリーを導入するときに必要になるライブラリーを調べて整理してみました。
これまでご紹介したライブラリーをすべて導入したあとなら,空港シーナリーをインストールするのは簡単です。
空港シーナリーをインストールしておけば,X-Plane11で日本国内を飛行するときにはずいぶん実感があるものになっていると思います。
この記事のフリーウェアは,次の製品で使うことができます。
コメント
申し訳ございません。
今後はフォ-ラムの投稿す様に心がけます。
ご迷惑をお掛け申し訳ございません。
申し訳ありませんが,このソフトを利用していないので,使用方法はわかりません。
X-Plane.org内を検索してみられるのがよろしいかと思います。
なお,このソフトをご紹介したとき動作に問題があるということを書きましたが,そのあたりはいろいろな方が書いておられます。
参考にならず申し訳ありません。
今回の件は,コメントとして本来の記事の趣旨からかなり離れております。
申し訳ありませんが,今後はフォーラムに投稿していただければありがたく思います。
今日はプッシュバックソフト(Better Pushback)ソフトをダウンロードしました。早速インストールをしまして北九州空港で使用できるか起動をして確認をしました。感動の一言ですが、機体の手前で停止その後事前計画プッシュバックの位置までセットをしてEnterを押すが、車両が動く様子が無くて困っています。誠に申し訳ございませんが取扱い方法をご存じならお教え下さい。ご迷惑をお掛けします。
ツイキのタヌキ(玉野)
こんにちは
駐車場などに木が生える現象は、他の空港でもときどき見られます。
WEDの使い方がイマイチ理解できないので修復は出来ていません。
さて、お尋ねのpushback アドオンですが、 better pushback というものがあるそうです。
うまく動かないことがあるそうですがご紹介しますhttps://github.com/skiselkov/BetterPushbackC
今日、北九州空港のジャングル状態のトラブルの際には大変お世話になりました。
たぶくろ様の北九州空港サイト駐車場地域の木々の削除まで出来ませんでしたが、エプロン地区及びランウェイに置いては問題なく使用できる様になりました。有難う御座いました。原因は一部のデータが入っていない為に発生した問題でした。
別とお教え下さい。プッシュバックに付いての問題ですが、ジョイスティックにコードを割当ましたが、当空港ではプッヂュバック車輌が無い為に使用できませんとエラーメッセージが表示されバックが出来ません。其処でお聞きしたいのですが、単独で支援車輌等を配置出来るアドオンソフトをご存じでしたら教えていただけますでしょうか。?
そうですか。
それでは、ライブラリと北九州シーナリー以外を、いったんCustom scenery フォルダーの外に出しましょう。
それで治ればいいのですが、治らなければX-plane11フォルダを全てバックアップの後に再インストールにする手もあります。
治れば、一つ一つシーナリーを復帰させて原因を調べることになります。
早く治るといいですね。
なお、変なところに木が生えているシーナリーは、デフォルトの神戸空港があります。
もともとフリーウェアだった頃からこうでした。
神戸空港シーナリーを直接編集するならWEDを使うことになるので、ほったらかしです。
今日は、たぶくろ様の返信を参考に実施をしましたが、改善をする事が出来ませんでした北九州空港の各種設定をオリジナルに戻しましたがオリジナルの状態でも北九州空港のみジャングル状態になります。この様な状態になった途の情報を提供して来た方をご存じなら教えて頂きたいと思います。お忙しいで仕様がどうぞ宜しくお願い致します。
メールでお送りいただいた,”Scenery_packs.ini”を拝見しました。
北九州空港関連のシーナリーとして,”KITAKYUSYU_X”という行が記載されています。
私が紹介した北九州シーナリーは,”RJFR v1.1″というシーナリーです。
お送りいただいた写真は,私が紹介したシーナリーとは少し異なるようです。
下の方にこのシーナリーを記載した行があるので,こちらを最上位に持って来て下さい。
そして””KITAKYUSYU_X”フォルダーを,”Custom Scenery”フォルダーから削除してください。
併せて”Scenery_packs.ini”内の,シーナリーとライブラリーの順序を整頓してください。
整理のしかたは,私の過去の記事を参考にして下さい。
有用な情報になり得ると思いますので,フォーラムに投稿していただくと助かります。
フォーラムでは,画像の投稿も可能ですし,私以外の方からの貴重な情報も得られると思います。
さて,シーナリー表示の異常ですが,とりあえずの対策です。
まず北九州空港のScenery pack.iniの位置を先頭になるようメモ帳で編集してみてください。
北九州空港以外のライブラリーや空港が上位にあると当然その影響をうけます。
それを除いても異常が生じるようであればフォーラムにて相談いたしましょう。
お早う御座います。
初めてメールを出します福岡県北九州市に在住のツイキのタヌキ(玉野)と申します。
たぶくろ様のサイトで多くの情報を得ることが出来て非常に助かっております。
そこで、北九州空港シナリーに付いてお尋ねをしたいのですが、X-Plane11を導入後は正常な空港環境でしたが、ライブラリーやプラグイン等をインストールして行くうちに北九州空港がジャングル状態でスポットエリヤに大木がそびえ立ち飛行場が使用できる状態では有りません。原因が解からない状態で此れまでランウエーのみを使用している現状を改善したくて多くのサイトを検索しましたが解決策が見つからないで今日まで来ましたが藁をつかむおもいでたぶくろ様にメールを出しました。
どうか良きアドバイスを頂ければ大変感謝をいたしたいと存じます。
メールアドレスをお教えいただければ画像やデータを添付してお送りしますので宜しくお願い致します。