計器飛行方式(IFR)は,旅客機を飛行させるときには必須のスキルです。
X-Plane11は,IFRで飛行できるよう万全の計器類が装備されています。
しかし,IFRを学ぶには付属のフライトスクールとマニュアルだけでは十分ではありません。
これを補うものとしてX-Plane.orgのフォーラムにIFRのフライトスクールがあるのでご紹介します。
X-Plane11導入日記(その67)
X-Plane11を使って計器飛行方式を学べるフライトスクール
私は,X-Plane11はVFRで使うものとして位置づけていたので,あまりX-Plane関連のIFRの情報は調べていませんでした。
FSXとX-Plane11には,ガーミンG1000という,IFR用グラスコックピットを装備している軽飛行機が付属しています。
FS2004をIFR専用にと位置づけていたのですが,たまたまクリスマスセールで安くなったX-Plane11向けのSR22とPhenom100を手に入れてしまいました。
私のお気に入りなのでしかたがないと開き直ってはみますが,恥ずかしながらペイウェアであるこれらの機体をFS2004,FSX,X-Plane11の3種のフライトシミュレーターでそろえたことになりました。
実はこれらの機体は,ガーミンのG1000とG3000を装備しているIFR向けの機体です。
そんなこともあってX-Plane11でG1000などを使うために,IFRに関連する情報を調べることにしました。
IFR関連の一般的な情報は,私の過去の記事に参考書をご紹介したことがあります。
けれどもX-Plane11でこれからIFRを学ぶ方には,これらの参考書は,なかなか入手しづらいものであったり,高価です。
フライトシミュレーターを楽しむためには,できるだけ費用をかけないというのが,現在の私の基本的な考え方です。
そこで,IFRを学ぶための情報を調べることにしました。
Googleの検索能力は,すごいもので”X-Plane11 IFR”という言葉で,すぐにX-Plane.orgの”IFR Flight school”を探し当ててくれました。
X-Plane.orgの”IFR Flight school”
この”IFR Flight school”は,X-Plane.orgのフォーラムのトピックとして構成されています。
このトピックは,X-Plane9を元に作成されていますが,IFRを学ぶ上では問題ないと思います。
しかも,Webページとして公開されているので,ブラウザーの翻訳機能を使えばある程度日本語で読むことができます。
もちろん,pdfファイルとしてでダウンロードできますが,残念ながら英語のドキュメントです。
英語マニュアルを印刷物で用意しておいて,意味がわからなくなったらWeb翻訳ページを見るという方法で学ぶこともできます。
もちろんWebページですから,マルチモニターを使って”IFR Flight school”を読みながらX-Plane11をフル画面で動かすこともできます。
ムービングマップ用にと用意したマルチモニターが,この用途に使えます。
また今時のワイドモニターなら,ウィンドウを2つ表示させれば問題はありません。
まとめ
調べたい情報がすぐに出てくるという,いまどきのWeb検索機能の充実ぶりはすごいなあと,いまさらながらおどろいてしまいました。
X-Plane11には,G1000を使うためのマニュアルが付属していますし,実物のG1000のマニュアルは,ガーミンのページからダウンロードできるようになっています。
私としては,ブラウザーの力を借りながら,少しずつ読破しないといけないと思っています。
「計器飛行方式(IFR)」は,次の製品を使って学ぶことができます。
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