X-Plane11でセイシェルの遊覧飛行を楽しむ方法

Flightsimulator

X-Plane11でVFRを楽しむために,多数のライブラリーやプラグインを導入してきました。
また,地上にある建物や海上にある船を表示するためグラフィックカードの描画オプションの調整を行ってきました。
今回,それらをすべて表示してX-Plane11がどのくらいの表現能力があるのか見てみようと,セイシェル国際空港のシーナリーをインストールしました。
「百聞は一見にしかず」といいますが,X-Plane11がこれほどの表現力を持っていたのかと驚くばかりです。


X-Plane11導入日記(その64)

セイシェル国際空港からセイシェル諸島の遊覧飛行をしましょう

一度は行ってみたいセイシェル諸島

セイシェル共和国は,“インド洋の真珠”と呼ばれるロマンティックなリゾート地があることで知られている島国です。

“Seychelles – La Digue” by Michael Kemper. Photo from Flickr

セーシェル - Wikipedia

最近では,欧米のハネムーナーに人気の場所なのだとか。

セイシェルの風景は,セイシェル観光局のページで堪能できます。

https://www.seychelles.travel/en/interactive-gallery

セイシェルへの飛行は,日本からスリランカに飛び,スリランカから直行便を使って約4時間で到着します。

Skyvectorから引用

実際に行ってみたいという方には,Googleの旅行ページがありました。

私などは,観光局のページとこのページを参考にして写真をFlickrで探すだけでも,行きたくなってしまいます。

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セイシェル国際空港のシーナリー

さて,フライトシミュレーターの話に戻ります。

セイシェル国際空港(FSIA)は,セイシェル共和国のなかでも一番大きい島であるマヘ島にあります。

ダウンロード

空港シーナリーのダウンロード
空港シーナリーのデータはX-Plane.orgからダウンロードします。
タイトルは”Seychelles Intl. Airport/FSIA 1.0.0”です。
2019年3月末現在このシーナリーは非公開になってしまいました。

X-Plane.orgから引用

新しいシーナリーのリンクはつぎのとおりです。

Alpha Aviation's FSIA Seychelles Intl WT3 Ground Routes
Ground routes for FSIA Seychelles Airport. A cozy little airport in the ocean that supports wide bodies and is a nice tr...

 

以下の記載は旧シーナリーに基づくものですので,ご了承ください。
新しいシーナリーについては,別に記事を掲載する予定です。
ライブラリーとプラグインのダウンロード

課題は,このシーナリーに使用するプラグインとライブラリーの入手です。

私の過去の記事で,これらを検索してダウンロードする方法を説明していますのでご覧ください。

https://pbook.jp/post-7111/
https://pbook.jp/post-8025/

シーナリーのインストール

ライブラリーとプラグインのインストール

ダウンロードしたライブラリーのインストールについては,私の次の記事を参考にしてインストールしてください。

https://pbook.jp/post-8169/
https://pbook.jp/post-6511/
空港データのインストール

空港データのインストールは,通常のフリー・シーナリーと変わりません。

ダウンロードした”Seychellen International Airport FSIA.zip”を展開してできた”Seychellen International Airport FSIA”フォルダーをX-Plane11の”Custom Scenery”にコピーしてX-Plane11に登録するだけです。

詳しいインストール方法は,私の過去の記事をご覧ください。

https://pbook.jp/post-6229/

セイシェル国際空港シーナリーの表現

空港を離陸して一通り周遊してみるとたくさんの建物や施設,それから桟橋や船が観察できます。

空港施設と遠景

X-Plane11.30では,Wave Libraryの動く波が表示されます。

早朝には,ヘリポートに熱気球が待機しています。

滑走路はコンクリートのような表現です。

ヘリポートで待機する熱気球

 

海上にはたくさんの船を見ることができます

空港の夜景もきれいです

心配していたフレームレートは,低解像度表示の効果と周囲が海だからなのか19以上確保できますし遊覧飛行中は29前後を維持できます。

セイシェルの夕日

ハネムーナーに人気のあるノール島の夕日

当然のことながら夕日は西に沈みます。

島の西海岸に行かないと海に沈むきれいな夕日は眺められないことになります。

シミュレーターで,島の周囲をまわったところ,西側に山があるセイシェル国際空港からは夕日を見ることはできないことが判りました。

セイシェル国際空港上空で山ごしで見る夕日

そこで,ハネムーナーに人気のあるノール島まで足を伸ばすことにしました。

距離があるときは,King Airが良いので,日が沈む頃を見計らってFSIAを出発します。

一路ノール島まで飛びますが,時刻の設定を失敗しても大丈夫です。

Plan-Gを使ってVFRでノール島まで飛びますが,そこはシミュレーターですから,到着直前にプランを少しいじって日没時刻に合わせましょう。

ノール島東海岸に日没前に到着しました

セイシェルの7月22日の日没は,18:10頃です。

時刻をセットして,フライトを再開すれば,綺麗な夕日をみることができます。

私は,Reshadeと雲をインストールしているので,ぼけ具合がデフォルトとは少し違うかもしれません。

この写真を撮って気がついたのですが,本来なら水上機で着水してから夕日を眺めるか,パラグライダーで海岸に着地してから夕日を見ればよかったなと反省しています。

ノール島西岸から見る海に沈む夕日

https://pbook.jp/post-7147/
https://pbook.jp/post-7136/

まとめ

なんとか,「セイシェルの夕日」プロジェクトを終えることができました。

ここまで来るのに,自分でもかなり手間をかけたと思っています。

希望の場所までナビゲーションできるようにムービングマップの導入

X-Plane11の設定をVFRに適するように調整

シーナリー,ライブラリー,プラグインのインストール

これらを実現できたのは,X-Plane11の開発会社とフリーウェアを提供してくださった世界中のX-Planeファンの皆さんです。

本当にありがたいことだと思います。

改めて,お礼申し上げます。

ありがとうございました。


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