アドリア海には,「ガレシュニャック島」という小島があります。
この島は,その形がハート型をしていることから「愛の島」と呼ばれています。
私は,この島の写真をWebサイトで見てから,フライトシミュレーターで眺めることができないかと考えていました。
X-Plane11のおかげでやっとこの島を上空から眺めることができました。
今回は,その方法をご紹介します。
X-Plane11導入日記(その63)
アドリア海にあるハート型をした小島をX-Plane11で上空から眺める
アドリア海の国クロアチアにある「ガレシュニャック島」(Galesnjak Island)は,さまざまなメディアで「愛の島」と呼ばれています。
個人所有の島ですが,少し前に結婚式場が作られ,ここで結婚式を挙げることができるようになりました。
それでますます人気が高まっているのだとか。
低い丘が2つある132平方メートルの小さな島です。
上空から見た写真は,Webを検索するとすぐに見つかります。
私は,この島の写真を見てから,ぜひフライトシミュレーターのVFRで訪れてみたいと考えていました。
しかしながら,FS2004やFSXで島のある海域上空を飛行しても島影は見当たりませんでした。
FS2004やFSXは,その描画能力から地上や海岸地形にあまり力を入れることができなかったからなのでしょう。
X-Plane11を導入し,VFRで飛行する環境が整ったこともあり,かねてからの希望だった「愛の島」を探してみることにしました。
「ガレシュニャック島」(Galesnjak Island)の位置確認と近くの空港を探す
「ガレシュニャック島」をGooglemapで探すとき,日本語では位置確認ができませんでした。
英語表記の”Galesnjak Island”で検索すると,すぐに見つかりました。
Googlemapの航空写真を表示させると,見事にハート型の島が表示されます。
近くの空港を検索すると”ザダル空港(LDZD)”が見つかりました。
ザダル(Zadar)空港の位置と「ガレシュニャック島」への方位をSkyvectorの航空図で確認します。
「ガレシュニャック島」へは,ザダル(Zadar)空港を離陸しておよそ170度の方角に飛行すれば良いことが判ります。
VFRで飛ぶ「ガレシュニャック島」
少しでも早くみたいので,機材を双発のKing Air C90にします。
これなら200ノット近いスピードが出るので,到着も早いと考えたからです。
ザダル空港を離陸し機首を170度に向けて約2分飛行します。
すぐに島影が確認できますが,上空からみないとハート型は確認できないので,島の周囲をまわってみました。
隣の小島はありませんが,周辺海岸とハート型の「ガレシュニャック島」はGooglemapで見たようにしっかり表示されています。
まとめ
さすがにデフォルトでも海岸地形をしっかり表現してくれているX-Plane11です。
X-Plane11が発売される前に,「ガレシュニャック島」がヨーロッパで人気を集めた時期がありました。
そのこともあり,もしかしたらシーナリー作成にあたって,この島の存在を反映させたのかもしれません。
ともかく今回,X-Plane11でVFRできる環境を整えることができ,地上の風景を目標に飛行できることがわかりました。
「ガレシュニャック島」探しで,X-Plane11の地形表現の実力を確認できた小飛行でした。
この記事は,次の製品で動作確認をしています。
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