FS2004のシーナリーデータを網羅した「FS道楽」のリストには,この座間飛行場(RJTR)は,デフォルトのままということで,白くマーキングされています。
座間飛行場は,現地ではキャスナー飛行場と呼ばれています。
この都市部にある小さな飛行場の新しいシ-ナリーをFS2004に導入します。
FS2004にキャンプ座間にあるキャスナー飛行場を導入する
神奈川県の座間基地は,旧帝国陸軍が設置し,現在は米陸軍が使用している飛行場です。
基地内には学校やゴルフ場などの施設が設置されています。
今更ながら,日本国内の至る所に米軍の基地があることを再認識させられます。
なお,この座間基地は,地元住民との交流活動にも力を入れているようです。
この座間基地には,UH-60というヘリコプターが配備されています。
このヘリコプターは,形式は異なりますが航空自衛隊と海上自衛隊の救難ヘリコプターや陸上自衛隊の多目的機としても使用されている機材です。
私の好きな有川浩先生の著作である「図書館戦争」にも関東図書隊の装備としてUH-60Jが登場します。
閑話休題。
FS2004のシーナリーデータを網羅した「FS道楽」のリストには,この座間飛行場(RJTR)は,デフォルトのままということで,白くマーキングされています。
FS2004のCampZAMA
シーナリーデータのダウンロードとインストール
座間基地の飛行場は,キャスナー飛行場と呼ばれています。
そのためRJTRのデータは,”Kastner AAF”と名前が付けられています。
データのダウンロード
飛行場データとAI機のデーターは,”Kastner AAF.zip”と言う名前の一つのパッケージになっています。
データは,MAIWからダウンロードします。
併せて,基地内の樹木を表示するためのライブラリー・データである”ag_tree_lib11.zip”をAVSIM.comからダウンロードします。
データのインストール
ライブラリーデータのインストール
”ag_tree_lib11.zip”を適当な場所で展開します。
展開してできたフォルダー”ag_tree_lib11”の中にあるフォルダー”library”を開きます。
この中にある”ag_tree_lib.BGL”を”FS2004>addon Scenery>Scenery”フォルダーにコピーします。
CampZAMAデータのインストール
”Kastner AAF.zipを適当な場所で展開します。
つぎに出来上がったフォルダー”Kastner AAF”を開きます。
飛行場データのインストール
”Kastner AAF”フォルダーの中にある同名の”Kastner AAF”フォルダーを,”FS2004>addon Scenery”フォルダーにコピーします。
AI機のインストール
機体データとフライトプランデータを異なる2つの場所にインストールします。
機体データのインストール
”Kastner AAF”フォルダーの中にある”JYAI UH-60L Kastner”フォルダーを,”FS2004>aircraft”フォルダーにコピーします。
フライトプランのインストール
”Kastner AAF”フォルダーの中にある”flight plans”フォルダーを開きます。
”flight plans”フォルダー内にある”Traffic_US Army 78th AVN Kastner.bgl”ファイルを,”FS2004>scenery>world>scenery”フォルダーにコピーします。
シーナリーデータの登録
すべてのデータのコピーが終わったら,FS2004を起動しシーナリー・ライブラリーに”Kastner AAF”を登録します。
詳しい登録方法は,私の次の記事を参考にしてください。
FS2004の”Camp ZAMA 2017″の表示
キャスナー飛行場は580mの滑走路ですから,セスナ172なら離着陸が可能です。
今回はヘリコプターの基地と言うことで,ベル206Bで上空から観察することにしました。
私は,東京フォトシ-ナリーをインストールしていますので,それとの親和性も観察しました。
少し道路とのズレはあるものの,ゴルフ場の位置関係と違和感は生じていないようでした。
駐機場に移動すると,米陸軍のUH-60が観察できます。
まとめ
関東にある小さな基地内の飛行場ですが,都市部にある緑豊かな飛行場という,まとまりのある良い作品だと思います。
私は,またひとつシミュレータ用の飛行場を充実することができたということで,満足しています。
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