X-Planeの情報を外部に取り出すインターフェースとしては,XPUIPCとXPWideClientがあります。
X-Plane11では,直接外部に信号を取り出す仕組みと複数のコンピュータで連携して動かす仕組みが標準で組み込まれています。
しかしながら,X-PlaneでFS2004やFSX用に用意された外部プログラムを使うためには,FSUIPCと同様の働きをしてくれる仕組みの需要はまだあるはずです。
XPUIPCとXPWideClientをダウンロードできるページが少なくなってきているので今のうちに入手しておきましょう。
X-Plane11導入日記(その48)
XPUIPCとXPWideClientを今のうちに入手しておきましょう
旧バージョンの”XPUIPC Version 2.0.3.8”は大丈夫なので,そちらをお使いください。
ダウンロードはここからできます。
X-Planeの情報を外部に取り出すインターフェースとしては,XPUIPCとXPWideClientがあります。
X-Plane11では,直接外部に信号を取り出す仕組みと複数のコンピュータで連携して動かす仕組みが標準で組み込まれています。
FS2004やFSXでは,シミュレータの内部の値を外部のプログラムで参照するための仕組みとしてFSUIPCがあります。
また外部のコンピュータでメインコンピューターで動いているFSUIPCからの信号を受け取るための仕組みとしてWideserverとWideclientという仕組みがあります。
XPUIPCとXPWideClientは,大まかに言うとX-PlaneでFSUIPCやWideserverとWideclientと同様の働きをしてくれる仕組みです。
X-Plane11標準機能を利用してX-Plane11の外で動くアドオンプログラムも発表され始めています。
けれども,FS2004やFSX用の外部プログラムを利用できるのであれば便利です。
XPUIPCとXPWideClientは,X-Plane10までの対応ということで,作者の方が過去の仕組みとして考えておられるのかどうかは判りませんがアップデートが滞っています。
私は,まだXPUIPCとXPWideClientをX-Plane11への組み込みと動作検証を済ませていません。
しかしX-Plane.orgのフォーラムでの議論を読んでいると,XPUIPCとXPWideClientをダウンロードできるページが少なくなってきているというので,今のうちに入手しておく必要があると考えました。
XPUIPCとXPWideClientを入手できるページ
X-Plane.orgのフォーラムでXUIPCを検索すると,複数のダウンロード先が示されています。
しかしそのうちいくつかは,存在しなくなっているか古いバージョンへのリンクでした。
XPUIPCのダウンロード
また2018年10月6日時点でXPUIPCの一番新しいと思えるバージョンをダウンロードできたのは,次のリンクです。
記事の中のダウンロードリンクをクリックするとダウンロードできます。
このリンクから”XPUIPC.2.0.5.9.zip”というファイルがダウンロードできます。
展開すると”XPUIPC Version 2.0.5.9”フォルダーの中にあるファイルのタイムスタンプは。2018年7月22日という記載がありました。
このデータは,ドイツにある”https://german-xflight.de”というページの許諾を得て転載されたものです。
転載元のページも興味深いので,ご覧になってください。
XPWideClientのダウンロード
最新のXPUIPCには,XPWideClientは含まれていません。
XPWideClientは,バージョン2.0.4.4しかありませんでした。
ダウンロードできるページは次のとおりです。

画面の中の右上にあるダウンロードボタンをクリックすればダウンロードできます。
まとめ
私は,X-Plane11に完全対応する新しいXPUIPCとWideclientがリリースされることを望んでいます。
しかしながらダウンロードできるリンクが少なくなっていますので,今のうちに入手されることをおすすめします。
なお,組み込みと動作検証については,別の機会に報告するつもりです。
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