Xplane11には気象条件をさまざまに変えることができる機能があります。
風の強さもその一つですが,風は目に見えません。
海では,風の強さによって波が立ちますから風が吹いていることが目に見えるわけです。
X-Plane11に波を表示させる設定があるのでその方法を説明します。
X-Plane11導入日記(その29)
X-Plane11の海に波を表示させる
X-Plane11には気象条件をさまざまに変える機能があります。
風の強さを変えることができても,風は目に見えないので吹き流しのなびき方や感覚で感じるしかありません。
FS2004やFSXには,波のアニメーションを表示できる機能がありました。
風を強くすれば,波も大きく表示されますからそれなりに風を感じることができたのだと思います。
X-Plane11も,波の設定を持っていますが,気象条件にはありません。
なんと設定は,別の場所にあるのです。
設定で波を表示する
波の設定は,”ターミナル”にあります。
おそらく水上飛行機を想定した設定なのだと思います。
”-水域”の項目の中に”波高”という項目があります。
ここを”0.0ft”にして飛んでみました。
波で有名なのは,ハワイのダイヤモンドヘッドですね。
この岬に向かってホノルル国際空港から飛行しました。
太平洋に波がないというのは,あり得ない状況ですが,画面は次のように鏡のような水面になります。
つぎに,波高を17.4ftに大きくしてみました。
加えて効果のほどはわからないのですが,テクスチャーの質感を上げてみることにしました。
海面が波立っているように見えますね。
アニメーションのライブラリーはあるのですが
X-Plane用にも波のアニメーションライブラリーがあります。
ファイル名は”Waves_Library_V1.1.zip”です。
検索すれば簡単に見つけることができます。
波を動かすためにはX-Plane11.30とシーナリーが必要です
単純にライブラリを導入してみましたが,説明にあるような動く波は表示できませんでした。
デフォルトシーナリーでは,動く波を表示することができません。
動く波を見るには,ライブラリーを組み込んだシーナリーが必要です。
私が見つけたシーナリーの一つにセイシェルがあります。
このライブラリーについては,X-Plane.orgのフォーラムにX-Plane11ではアニメーションが表示できないと,コメントされていました。
けれども,2019年1月にX-Plane11が,11.30にバージョンアップされ,動く波が表示できるようになりました。
まとめ
海面の波は,0に設定すると質感が乏しい表現になるので,単調な海を避けたいときに波高の設定は役に立つと思います。
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