過去のものとなりましたが全日空の国際線の立役者といえば,B747-400でしょう。
ウイングレットの付いたB747-400は国際線の定番機でしたから,商用データを含めいろいろデータが提供されています。
今回はフリーウェアの全日空トリトンブルー塗装のB747-400を紹介します。
トリトンブルー塗装のANA B747-400
B747-400は,ANA国際線のフラグシップとして1990年から2014年まで24年間活躍しました。
高度なグラスコックピットを備え,宣伝においては”テクノジャンボ”と呼ばれていました。

ANA B747-400 by Aviation Photography28. Photo from flickr
FS2004用データのダウンロードとインストール
データファイルのダウンロードとインストール
ANAのB747-400は,人気機体であったせいか,PMDGなど商用アドオンソフトでかなり高度な機体が提供されています。
そのせいか,フリーウェアの機体はそれほど多くありませんでした。
機体データのダウンロード
Flightsim.comから”ana74nge.zip”というファイルをダウンロードします。
Flightsim.comから引用
機体のインストール
この機体は青いBマークは付いていませんが,インストールは簡単です。
ダウンロードしたファイルを適当な場所で展開します。
できあがった”ana74nge”をFS2004のAircraftフォルダーにコピーします。
しかし”panel.cfg”の定義に問題があって,このままでは操縦席がセスナ機になってしまいます。
そこで,問題のある”Panel”フォルダーを”Panel.org”に名前を変えます。
つぎに,先にインストールしていたJALのB747-400のフォルダーから”Panel”フォルダーをコピーします。
これで操縦席が表示されるようになります。
FS2004での表示
フライトの作成画面
この機体の航空機メーカーは”Boeing”,機種欄は,”747-400”,バリエーションは”All Nippon Airways”,コールサイン(機体番号)は”JA8098″です。
操縦席の画面
表示されるのはJALと同じデフォルトのB747-400のコックピットパネルです。
仮想コックピットはありません。
滑走路上の機体
この機体は,国際線のフラグシップ機でしたから,成田空港に駐めました。
まとめ
飛行機のコレクションをしていると,うっかりしているとコレクション漏れが発生します。
今回のANAも先に紹介したJAL機もそのうちの一つです。
ANAのB747-400は,商用アドオンでたくさん提供されているので,必要ないかなとは思いましたが,フリーウェアでも揃うのだというコトをお伝えするために,ご紹介することにしました。
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