飛ぶよりも地上の方が面白い飛行機

Aircraft data

貨物機は,荷物を積むために地上でいろいろな場所が開きます。

B747の貨物機は,もともと軍用輸送機として開発されたことから,荷物の積み下ろしのために機首に大きなカーゴドアを持っています。

貨物機は,飛んでいるときよりも地上でカーゴドアを開け閉めする方が面白い飛行機です。

ギミックを楽しむということで,少し古いのですがJALCARGOのB747-200Fベアメタル機をFS2004で楽しみましょう。


ベアメタル塗装のJAL CARGOのB747-200F

今までいろいろな貨物機をご紹介してきました。

これまで,貨物機についても機種に注目してきましたが,少し趣向を変えてギミックに目を向けたいと思いました。

なぜなら,貨物機は地上においていろんな場所が開くからです。

今回ご紹介するのは,日本でベアメタル塗装を採用したJAL CARGOのB747-200Fです。

ベアメタル塗装機は,全く塗装して異な訳ではなく透明ポリウレタン塗装をしています。

けれども通常塗装の機体よりも軽いことは確かで,その分貨物をたくさん積めるというわけです。

JAL CARGO B747-200F (JA8180) by George Lau. Photo from flickr

FS2004用のJAL B747-200F

データファイルのダウンロードとインストール

機体データのダウンロード

データはFlightsim.comから
po742jlc.zip”というファイルをダウンロードします。

機体データの構成

ダウンロードしたファイルを適当な場所に展開します。

展開してできた”Posky B747-200 JAL CARGO”というフォルダーを開きます。

開いたフォルダーには,一応”Panel”と”Sound”フォルダーがあります。

しかしながら,このフォルダー内に記載されているファイルは,パッケージ内に見当たりません。

この理由で,Flightsim.comのデータに青いBマークや基本機体構成ができているという黄色いチェックマークが付いていなかったのでしょう。

それでは,必要なデータをそろえることにします。

それから導入前に”Panel”と”Sound”フォルダーのバックアップを取っておいてください。

操縦席データの導入

B747-200等のクラッシック747のパネルの導入については,すでに私が記事を書いていますからそれを参考にしてください。

B747クラッシックパネルをすでに導入済みの場合は,パネルを導入した機体フォルダーからB747-200Fのフォルダーに”Panel”フォルダーをコピーするだけでOKです。

https://pbook.jp/post-5159/
サウンドの導入

JAL CARGOのB747-200Fはプラット&ホイットニーのエンジンです。

このエンジンサウンドをFlightsim.comからのダウンロードします。

ファイル名は,”fs9_jt9d_b747_classics_fd_v1.zip”です。

サイズが大きなファイルですから,少しダウンロードに時間がかかります。

Flightsim.comから引用

ダウンロードしたら,展開したフォルダー”fs9_jt9d_b747_classics_fd_v1”内にある”Sound”フォルダーをB747-200Fのフォルダーにコピーします。

FS2004での表示

フライトの作成画面

この機体は航空機メーカーは”Boeing”,機種は”747-200F”,バリエーションは”JAL CARGO”

コールサインは”1”になっています。

機体番号は”JA8180”ですから修正すると良いでしょう。

操縦席の画面

先に導入したクラシック747の操縦席です。

仮想コックピットは,表示されません。

貨物ドアを動かす設定

この機体は,胴体下部の貨物ドアと機首のカーゴドアが開くように作成されていますが,このギミックを動かすためにはキー割り当てが必要です。

機体ドキュメントに,胴体下部の貨物ドアを”着艦フック-上げ下げ”に,機首のカーゴドアを”翼 展開/折り畳み”に設定しているので,キー割り当てを行うようにとの指示があります。

そこで,まず”着艦フック”のキー割り当てを行います。

空いている”Ctrl+Shift+E”に”着艦フック-上げ下げ”を割り当てました。

つぎに機首カーゴドア用に”翼 展開/折り畳み”を”Ctrl+Shift+R”に割り当てます。

貨物ドア動作の確認

2つのギミックの動作確認をしましょう。

まず胴体下部の貨物ドアです。

Ctrl+Shift+E”でちゃんと開閉できました。

 

つぎに,機首のカーゴドアです。

Ctrl+Shift+R”で開閉できるようになりました。

開閉動作はゆっくりとしていて楽しめますし,機体内部の荷物も確認できます。

まとめ

この機体は,飛ばして楽しむよりもギミックを楽しむ機体でしょうか。

まあ,FS2004の画面に”着艦フック”と”翼の折り畳み”と表示されるのは我慢しましょう。

しかし,サウンドもグレードアップしていますし,飛ばさないのはもったいないですね。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました