X-Plane11の起動が遅いのには本当にイライラします。
インストールするデフォルトシーナリーを減らして,起動時間を少なくできないか試してみました。
X-Plane11導入日記(その13)
DVDディスク1挿入を要求されたのでシーナリーを減らしてみようと思いました
X-Plane11を起動すると1週間に1度くらいの頻度でDVD1をドライブに挿入するよう要求されます。
何もせずにただロックを解除するのは悔しいので,何か検証しようと考えました。
思いついたのは,使わないデフォルトシーナリーをインストールから削減したら起動時間はどうなるのかという課題でした。
デフォルトシーナリーの削減操作
DVD1をドライブに挿入したら,インストーラーを起動します。
実際の削減操作を行うのは,初めてですから挙動を逐一記録しました。
“Add or Remove Scenery“をクリックします。
インストーラーのメニューで”Scan Existing Files”を選択してクリックします。
すでにX-Plane11がインストール済みですから,ここまではすぐに到達します。
Scanに要する時間は,私のSSDで3分超くらいでした。
Scanが終わると,最初にインストールした時のような世界地図が表示されます。
地図の各部分がトグルボタンになっているので,削除したい部分をックリックして青地を消します。
半分以上削除しないと影響はわからないだろうと思って,日本,オセアニア,ヨーロッパを残して削除することにしました。
デフォルトシーナリーの削減効果
削除後にX-Plane11を起動して起動時間を計って見ました。
通常は,1分30秒くらいかかっていた起動時間は,1分20秒くらいになったようです。
ここまで減らして10秒の削減ですから効果があったとは言えないようです。
メモリー使用量も,12.2GBと削減前とほとんど変わりません。
まとめ
起動時間はマイクロソフトとのシーナリーデータの扱いが違うからなのでしょうか。
私は,X-Plane11の記事を流し読みしているときに,FSXとX-Plane11のシーナリーデータの取扱についての違いを見たように記憶しています。
正確に記載するにはその記事を引用したかったのですが,引用する記事を再度見つけることができませんでした。
うろ覚えながら,記憶をたどれば次のとおりです。
- X-Plane11は起動時にすべてのシーナリーデータを構築してシステムに取り込む。
- FSXやFS2004は,表示直前にディスクから読み出して表示データを構築する。
その違いで起動時間が大きく異なるというものだったと記憶しています。
削除後のグローバルシーナリーフォルダーのデータは6.1GBと削除前に比べて1/9くらいになっています。
それでも,起動時間はほとんどかわりませんでした。
- デフォルトシーナリーを削減しても起動時間には,ほとんど影響しない。
- 起動時間に影響するのは,カスタムシーナリー内のデータである。
今回の調査から得られたのは,以上です。
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