B737は,世界で一番たくさん生産された旅客機です。
初期のB737-200から最近のB737-MAXまでシリーズが続いています。
FS2004でB737シリーズを使うとき,通常はデフォルトサウンドのB737-400のエンジン音が使われます。
この機体のエンジン音やフラップの音を,実感ある物にしようと努力されている作品があります。
早速,B737-400に導入して音の変化を楽しみましょう。
B737-400の音を入れ替える
B737の第二世代である400,500シリーズに使われているエンジンは,CFM-56という型式のエンジンです。
初期の200シリーズの,P&W JT8Dに比べて静かになっているエンジンです。
FS2004のデフォルトB737-400のエンジン音も悪くはないのですが,少し甲高く聞こえます。
旅客機ファンの中には,B737-400,500のエンジン音やフラップ音を実感のある物に入れ替えたいと考えられた方がいらっしゃいます。
FS2004のB737で使われる音を,”FS Sound Studio”という市販ソフトで作成し公開されています。
サウンドデータファイルのダウンロードとインストール
FS2004の飛行機の音は,飛行機フォルダーの中にある”Sound”フォルダーで定義されています。
大まかには,FS2004のインストールフォルダーにある”Sound”フォルダーで定義される部分と,個別の飛行機フォルダーの中で定義される部分があります。
その定義をするのが,飛行機フォルダーの中にある”Sound”フォルダー内にある”Sound.cfg”です。
この定義を入れ替えれば,飛行機の音を入れ替えることができるわけです。
サウンドデータの入れ替え作業
例として先日導入したAir Asia JapanのB737-400のサウンドを入れ替えてみましょう。
入れ替えるサウンドデータを,Flightsim.comからのダウンロードします。
ファイル名は,”73xogsoundfsap.zip”です。
導入作業自体は,簡単です。
まず,オリジナルのサウンドフォルダーをバックアップします。
“Sound”フォルダーを”Sound.org”に名前を変えればOKです。
つぎにダウンロードしてきたファイルを展開します。
展開したフォルダー内にある”Sound”フォルダーを探します。
今回は,すぐに見つかりました。
このフォルダーを,機体フォルダーにコピーすればサウンドの導入は完了です。
念のために,Soundフォルダー内に”Sound.cfg”があることを確認しておきましょう。
まとめ
サウンドの入れ替えは,”Sound.cfg”の定義を入れ替えるだけでも可能ですが,オリジナルサウンドを組み込む場合は,”Sound.cfg”内に定義されている音を機体の”Sound”フォルダーに入れておく必要があります。
手軽に入れ替えるには,サウンドと定義ファイルを一つのパッケージにした,今回のようなデータを導入するのが一番簡単です。
今回の入れ替えで,甲高い音が消えて静かなエンジン音になりました。
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