ANAの新鋭機といえばB787シリーズです。
すでにANAは787-9と10で80機を発注済みです。
このシリーズにB777-200クラスの長胴機である787-10を3機正式発注したそうです。
2019年度から国内線に導入するそうなので,一足お先にFS2004で飛ぶことにしました。
長いB787が国内線にデビューします
B787シリーズは,ANAの次期主力機の立場を固めつつあります。
その787シリーズの長胴型である787-10をANAが3機正式発注したというニュースが発表されました。

早ければ,2019年4月には国内線にお目見えするという話です。
ボーイング社が公表した画像にANAのトリトンブルー塗装機が掲載されています。
ANA塗装のB787-10の写真はまだありませんので,デモカラー塗装機の写真をご紹介します。
私は,長くなったら「B777に似てきたな~」などと思いました。

B787-10 (N528ZC) by Malcolm Nason. Photo from flickr
FS2004用機体のダウンロードとインストール
ファイルのダウンロード
基本機体データと塗装データをFlightsim.comからダウンロードします。
基本機体のデータのファイル名は,”tds_boeing_787-10_trent_house.zip”です。
塗装データのファイル名は,”tds_boeing_787-10_allnipponairways.zip”です。
機体データのインストール
機体データの組み立て
基本機体データのtds_boeing_787-10_trent_house.zipを展開すると”tds_boeing_787-10_trent_house”というフォルダーができます。
塗装データのtds_boeing_787-10_allnipponairways.zipを展開すると”tds_boeing_787-10_allnipponairways”というフォルダーができます。
このフォルダーの中にある”effects”フォルダーをFS2004のメインフォルダーにコピーします。
重複したファイルがあったら,新しい方を残してください。
つぎに機体説明書のpdfファイルをコピーします。
さて基本機体データには,ANAのB787-10には,FSX用のデータなど不要なデータがあります。
そこで,塗装データの”tds_boeing_787-10_allnipponairways”のフォルダーに必要最小限のデータを組み込んでいきます。
塗装データフォルダーを機体データフォルダーとして使うので,名前を”ANA_B787-10”に変更しました。
必要なファイルのコピー
”ANA_B787-10”に”tds_boeing_787-10_trent_house”フォルダーの中にある”Boeing 787-10 RR”から必要なデータをコピーして持って来ます。
まず機体モデルは,デフォルトの”model”です。
つぎにサウンドデータフォルダーの”sound”をコピーします。
そして,”Boeing 787-10 RR.air”ファイルを持って来ます。
操縦席のデータは,787用のグラスコックピットがあるので,はじめから組み込んでしまいます。
次の記事を参考にしてインストールした操縦席データをコピーして持ってくるだけでOKです。
フォルダー名も,短く”panel”に変更してください。

機体データ組み立ての模式図
aircraft.cfgの編集
機体定義ファイルの”aircraft.cfg”ファイルを最後にコピーして持って来ます。
それをメモ帳で開き[fltsim.0]の次の行から[General]の前まで削除し,そこに”readme.txt”ファイルの中に書いてあるANAのデータを書き加えます。
書き加えたaircraft.cfgファイルをここからダウンロードできるようにしました。

完成したANAのB787-10フォルダー
機体選択画面
航空機メーカーは”Boaeing”,機種は”787-10″,バリエーションは”All Nippon Airlines”です。
操縦席画面
操縦席はB787のグラスコックピットを組み込んであるので,それなりの雰囲気の操縦席になっています。
また,仮想コックピットはありません。
滑走路上の機体
国内線デビューするそうですから羽田空港に駐機させました。
ロールスロイスエンジンのロゴが格好いいのでアップでワンショットしてみました。
飛んでみましたが,とにかく重い機体という印象を受けました。
もっとも,このクラスのワイドボディ機は,離陸直後からほとんどオートパイロットですから操縦が困難というわけではありません。
おそらくB777が就航している福岡線や札幌線に就航することになるでしょう。
西向きに進路を変えてワンショットしてみました。
将来はこんな姿を,しばしば眺めることになるでしょう。
まとめ
架空塗装機ですが,近い将来本当に飛ぶだろうと思われるので,先取りで導入してみました。
歴史を追いかける楽しみと未来を想像する楽しみ,フライトシミュレーターはどちらも楽しいですね。
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