グラスコックピットを世界で初めて導入したのが,ボーイング767-200です。
しかしほぼ同時期にエアバスのA300-600Rも,2人乗務機を目指してグラスコックピットの導入が進められました。
このグラスコクピットをJALのA300-600Rに導入します。
エアバスのForward Facing Crew Cockpit
グラスコックピットを世界で初めて導入したのが,ボーイング767-200です。
しかしほぼ同時期にエアバスのA300-600Rも,2人乗務機を目指してグラスコックピットの導入が進められました。
世界初の座は,B767になりましたが,エアバスはこのコックピットを横向きで乗務する航空機関士がいないことから”FFCC:Forward Facing Crew Cockpit”と呼んだそうです。
洒落た呼び方だと思いますが,定着はしなかったようですね。
FFCCパネルをJALのA300-600Rに導入する
FS2004用データのダウンロードとインストール
データはFlightsim.comからダウンロードします。
ファイル名は,”hpa310pn.zip”です。
説明には旧タイプのB4-200向けになっていますが,表示されるのは600Rのものです。
パネルデータのインストール
ダウンロードした”hpa310pn.zip”ファイルを展開すると,”hpa310pn”という名前のフォルダーができます。
このフォルダーを開くと,”guages.zip”と”Panel.zip”というファイルがあるので,両方を展開します。
出来上がった”guages”フォルダーをFS2004のメインフォルダーにコピーします。
もし重複したファイルがあった場合は,新しい方を残してください。
つぎに,A300-600Rの機体フォルダーである”Airbus A300B4-622R JAL NC”を開きます。
元のパネルデータフォルダーの名前を”panel.org”に変えてバックアップします。
”hpa310pn”フォルダーにある,”Panel”フォルダーを”Airbus A300B4-622R JAL NC”フォルダーにコピーすれば作業終了です。
コックピットの表示
それではA300-600RのFFCC(グラスコックピット)を表示してみましょう。
操縦桿が邪魔で,見にくいって?
心配無用です,中央下寄りにある操縦桿アイコンをクリックするか,Shift+3で表示と非表示を切り替えることができます。
操縦桿を消した画面は次のようになります。
GPSは,レーダーアイコンまたはShift+2で表示できます。
フォトリアルコックピットになっていますからテンキーで表示できます。
けれども,画像は残念ながらB4-200のものです。
右斜め前の表示 計器はB4-200のもの
まとめ
B767-200のライバルで世界2番目のFFCCはいかがでしたか。
いい雰囲気を出しているパネルだと思います。
おまけ
最後におまけでオーバーランドのペイウェア”世界のエアライン”に付属しているA300-600の仮想コックピットをご紹介しておきます。
なお,この機体のリペイントにもJALとJASのA300-600Rがあります。
まだオンライン販売は続いているようです。
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