日本に最初に登場したB727は,B727-100型機でした。
このB727-100を全日空,日本航空,日本国内航空が相次いで導入しました。
当時,東京~大阪間でどれだけ短時間で到着できるか,いまでは考えられないような競争が行われたと言います。
今回は,その当時のJDAのB727-100をFS2004に導入します。
国内幹線を高速で結んだ3発機B727-100
短距離離着陸性能に優れ,高速だったB727は,国内航空会社が競って導入した機体でした。
全日空が導入した1964年は東京オリンピックの年でした。
東京~大阪間では新幹線が開通し3時間10分で結んでいました。
全日空と日本航空は,これに負けじと東京~大阪をどれだけ短時間で飛べるか競ったと言います。
定時運航が基本の現在では考えられないような話ですね。
競争は全日空が0時間26分という記録をつくりました。
国内航空会社の中で,日本国内航空(JDA)も2機のB727-100を導入しました。
残穢ながらネットではJDAのB727-100の写真を見つけることができませんでした。

jda_japan_domestic_727-100_tds.zipに入っている画像を引用
FS2004用機体のダウンロードとインストール
ファイルのダウンロード
基本機体データと塗装データをFlightsim.comからダウンロードします。
基本機体のデータのファイル名は,”tds_727-100fs9.zip”です。
塗装データのファイル名は,”jda_japan_domestic_727-100_tds.zip”です。
Flightsim.comから引用
機体データのインストール
機体データの組み立て
基本機体データのtds_727-100fs9.zipを展開すると”TDS_727-100”というフォルダーができます。
塗装データのjda_727_100_1970s_tds.zipを展開すると”jda_727_100_1970s_tds”というフォルダーができます。
基本機体データには,JDAのB727には,不要なデータがかなりあります。
そこで,この”jda_727_100_1970s_tds”のフォルダーに必要最小限のデータを組み込んでいきます。
塗装データフォルダーを機体データフォルダーとして使うので,名前を”JDA_727_100_1970s”に変更しました。
必要なファイルのコピー
”JDA_727_100_1970s”に”TDS_B727-100”フォルダーから必要なデータをコピーして持って来ます。
参考になるのは,塗装データファイル内の”CFG.txt”です。
ここに記載されているデータを”TDS_B727-100”フォルダーから持って来ます。
まず機体モデルは,”model.JT8D”です。
つぎにサウンドデータの”sound”フォルダーをコピーします。
そして,”TDS_B727-100”フォルダーの中にある”TdsB721.air”ファイルを持って来ます。
パネルは,ANAのB727-200にも使ったB727パネルをあらかじめインストールします。
”ana8252“フォルダーの中にある”Panel”フォルダーをコピーしてもってきます。
そうでない方は,次のリンクに導入の方法を詳しく書いていますので参考にしてください。
aircraft.cfgの編集
まず,”TDS_B727-100”フォルダーの中にあるaircraft.cfgファイルをコピーして持って来ます。
それをメモ帳で開き[fltsim.0]の次の行から[General]の前まで削除し,そこにCFG.txtに書いてあるTDAのデータを書き加えます。
編集の終わったaircraft.cfgファイルをここからダウンロードできるようにしておきました。

必要なファイルとフォルダーをコピーし終わったJDA_japan_domestic_727-100フォルダー
機体選択画面
航空機メーカーは”TDS Boaeing”,機種は”727-100 JT8D”,バリエーションは”JDA Domestic Airlines”です。
操縦席画面
機体調整の際にANAのB727-200に導入したパネルをあらかじめ導入したので,次の画面のようになります。
パネルの操作は,前記事を参考にしてください。
滑走路上の機体
この機体も,ANAのB727-200同様,国内線の中心地である羽田空港に駐機することにしました。
羽田から離陸し東京湾を眼下に,ワンショットしました。
まとめ
全日空のB727-200同様に懐かしさいっぱいの3発機です。
子供の頃に作った旅客機のプラモがB727だったことを覚えています。
東京オリンピックの年1964年には,私は9歳なのにこの3発機のコトを覚えているというのは驚異だと思っています。
子供心にもかっこいいなと思っていたのかもしれません。
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