JASのMD-90はレインボーカラーをまとっていましたが,JALとの合併により徐々にJALカラーに塗り替えられていきました。
少しさみしい気もしますが,サンアーク塗装もまた一興ということで,FS2004に追加することにしました。
サンアーク塗装で10年活躍したJALのMD-90
2003年3月から16機のMD-90は,順次JALサンアーク塗装になりました。
JA005Dは,最初にサンアーク塗装に塗り替えられた機体です。

JAL MD-90 (JA005D) by ken H. Photo from flickr
そしてJALのMD-90は,2013年3月末をもって運航を終了しました。
有終の美を飾ったのが,JA8070で一機だけ鶴丸塗装に塗り替えられたものの4ヶ月で退役しました。

JAL MD-90 (JA8070) by hideki oda. Photo from flickr
FS2004用機体のダウンロードとインストール
ファイルのダウンロード
機体データをFlightsim.comから”md90jal2.zip”というファイルをダウンロードします。
Flightsim.comから引用
実は,このファイル単独でもインストールできるようになっているのですが,操縦席はデフォルトのB737-400となっています。
せっかくフォトリアルコックピットを備えたJASのMD-90といういい先例があるのですから,JAS機体のフォルダーに組み込むことにしました。
塗装データの組み込み
ダウンロードしたファイルを適当な場所で展開します。
展開して出来た”McDonnell Douglas MD90 JAL”の中にある”texture.jal”というフォルダーを JASレインボーカラーの機体を入れた”McDonnell_Douglas_MD90”にコピーします。
そしてaircraft.cfgファイルに,つぎのテキストにあるサンアーク塗装の定義部分を追加します。
[fltsim.6] title=McDonnell Douglas MD-90 JAL sim=SGA MD_90 model= panel= sound= texture=jal checklists= ui_manufacturer=McDonnell Douglas ui_type=MD-90 ui_variation=JAL description=McDonnell Douglas MD-90. Brand new model from SGA. Model/Texturing by Erick Cantu and FDE/XML by Fraser Turner. Thank you for supporting SGA! atc_airline=JAL atc_id=JA005D
ここに示したテキストは,”McDonnell Douglas MD90 JAL”の中にあるaircraft.cfgから抜き出して一部を修正したものです。
FS2004での表示
機体選択画面
航空機メーカーは”McDonnell Douglas”,機種は”MD-90″,バリエーションは”JAL”,コールサインは”JA005D”です。
操縦席画面はJASと同じですから省略します。
滑走路上の機体
もともと羽田をベースに運航していた機体ですから羽田空港に駐機しました。
まとめ
DC-9シリーズの追っかけをしてみて結構長く使われてきたんだなと感じました。
胴体断面は,あの名機DC-8と同じなのだそうです。
ダグラスという会社がなくなってしまい,MD-90が退役したことで往年のダグラスのイメージを思い出させる機体がなくなってしまったということなんですね。
いろんな種類の旅客機が飛び交っていた時期があったなあと,懐かしく思います。
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