日本エアシステムが導入したMD-90には,虹をモチーフとした塗装が施されました。
デザインしたのは映画監督の黒澤明氏です。
これにちなんで7色のMD-90を「七人の侍」と呼び,8号機から16号機までを「影武者」と呼びました。
この虹色のMD-90のうち4機をFS2004に導入します。
黒澤明氏デザインの虹色MD-90
日本エアシステム(JAS)は,DC-9シリーズの最終形であるMD-90を16機導入しました。
初号機から7号機までは塗装バリエーションが異なっています。
このデザインをしたのが映画監督の黒澤明氏です。
これにちなんで7色のMD-90を「七人の侍」と呼び,8号機から16号機までを「影武者」と呼びました。
MD-90は,DC-9の胴体延長・エンジン改良型という位置づけです。
MD-90には,アナログ式とグラスコックピットの2種類のコックピットがありました。
写真は,アナログ式のものです。
FS2004用機体のダウンロードとインストール
ファイルのダウンロード
基本機体データと塗装データをFlightsim.comからダウンロードします。
基本機体のデータのファイル名は,”mcd_md90.zip”です。
塗装データのファイル名は,”sgajas90.zip”です。
機体データのインストール
mcd_md90.zipを展開すると”McDonnell_Douglas_MD90”というフォルダーができます。
このフォルダーの中には,”FS9_MAIN_XXXX”という名前の3つのフォルダーがあります。
それぞれのフォルダーの内容を,FS2004の中にあるEffects,Guage,Soundの各フォルダーにコピーします。
重複したファイルがあった場合には,新しい方を残してください。
つぎに,3つの”FS9_MAIN_XXXX”フォルダーを削除します。
塗装データのsgajas90.zipを展開した””フォルダーの中にある4種類のテクスチャーフォルダーを機体データフォルダーにコピーします。
aircraft.cfgの編集
機体フォルダーの中にあるaircraft.cfgファイルをメモ帳で開きます。
つぎに塗装データフォルダーの中にあるaircraft.cfgファイルをメモ帳で開きます。
塗装データフォルダーの中にあるaircraft.cfgファイルの機体定義部分を,機体フォルダーの中にあるaircraft.cfgファイルに組み込みます。
単純にコピー&ペーストするだけです。
機体製作者などのデータがバラバラだったので,整合を図るためにaircraft.cfgを編集し直しました。
編集を済ませたファイルをここからダウンロードできるようにしました。
FS2004での表示
機体選択画面
航空機メーカーは”McDonnell Douglas”,機種は”MD-90″,バリエーションは”Japan Air System JA8004″,”Japan Air System JA8062″,”Japan Air System JA8069″そして”Japan Air System JA8070″です。
操縦席画面
操縦席はオリジナルのアナログ式パネルです。
左下にサブパネルを表示するためのアイコンがあります。
仮想コックピットはありませんが,フォトリアルな操縦席とウイングビューを持っています。
テンキーでぐるりと表示させてみてください。
特に,1,2,3のキーで,ウイングビューと客室から眺めた窓を表示できます。
滑走路上の機体
羽田をベースに運航していた機体ですから羽田空港に駐機することにしました。
まとめ
私はこの虹色のMD-90が大好きです。
ハセガワ製作所の1/200プラモデルにもこの虹色カラーの製品がありました。
私は,全部を並べてやろうと購入してみたものの置き場所がないとの理由で,手つかずのままです。
FS2004で4種類を一度に集めることができました。
やはりFS2004はコレクション向きですね。
コメント