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MU-2の中で,日本国内で多く使われた機体があります。
MU-2Eを改造して作られたMU-2S救難捜索機です。
1967年から活躍した航空自衛隊のMU-2は,老朽化のため2008年に全機が退役しました。
往年の姿を,FS2004で見ることにしましょう。
外観に特徴のある自衛隊仕様のMU-2
MU-2の中で,日本国内で多く使われた機体があります。
MU-2Eを改造して作られたMU-2S救難捜索機です。
この機体の外見上の特徴は機首に搭載されたドップラー・レーダーです。
そして機体側面には,遭難者救助用の大きなスライド扉が装備されています。
MU-2Bの扉は地上でしか使わないので開閉扉でしたから,これは大きな違いですね。
1967年から活躍した航空自衛隊のMU-2は,老朽化のため2008年に全機が退役しました。

築城基地(RJFZ)所属のMU-2E by Hideo. Photo from flickr
FS2004のMU-2E
データのダウンロードとインストール
データのダウンロード
データは,Flightsim.comからダウンロードできます。
ファイル名は”mu2sjap9.zip”です。
Flightsim.comから引用
機体のインストール
ダウンロードしたファイルを適当な場所で展開します。
できあがった”mu2sjap9”をFS2004をインストールしたフォルダーにコピーすれば,インストールは終了です。
少しお待ちください。
飛行させる前に,Aircraftフォルダー内にある”mu2sjap9”の中にある”aircraft.cfg”ファイルを少し修正しましょう。
この63ー3228は,入間基地(RJTJ)所属です。
こだわって調べてみたら,入間基地のコールサインは,”COSMO”です。
航空自衛隊は,”Coast Guard”ではないので,そこも修正したいですね。
これらの情報を,aircraft.cfgファイルに反映させました。
[fltsim.0] title=mu2s_vjap10 sim=mu2s model= panel=mu2kjap9 sound=0 texture=jap228 kb_checklists=MU-2_check kb_reference=MU-2_ref atc_id=63-3228 atc_airline=COSMO atc_flight_number=3228 ui_manufacturer=Mitsubishi ui_type=MU2E ui_variation=Japanese Air Self Defence Force description=The Mitsubishi MU-2 is one of postwar Japan's most successful aircraft. It is a high-wing, twin-engine turboprop. This special version is un-pressurized and is used by the Japanese Air Self defence Force on coast guard/search & rescue missions. It is equipped with search radars and it has a sliding door which can be used to drop survival equipment.
FS2004での表示
フライト選択画面
往年の姿を,FS2004で見ることにします。
aircraft.cfgを編集したので,それが反映されています。

2Dコックピットです。
MU-2B-40と同じです。

仮想コックピットです。
これもMU-2B-40と同じです。

滑走路上の機体
入間基地滑走路上の機体です。

訓練を想定して,扉を開けました。ちゃんとスライドドアが機能します。
アンテナ線といい,この表現はリアルですね。

まとめ
救難機という,普段なじみのないジャンルの機体を取り上げたのは,MU-2が日本国内で活躍できた分野だからです。
国産機が,国内で活躍できたことは,私にとって大変嬉しかったことなのです。
MU-2に代わって導入されたのは,ビジネスジェット機DH.125の改造型のU-125とセスナサイテーションが採用されました。
国産機がなくなったのは少し寂しい気がします。



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