お気に入りのドキュメントスキャナです

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PFUのScansnapiX500は、今時結構人気のスキャナのようです。
価格COMの注目ランキングと売れ筋ランキングで両方1位になっています。

しかしながら,満足度ランキングでは4位とあまり高く評価されていません。
ユーティリティの操作が煩雑とかいろいろ けなされていますね。

でもこのスキャナーは,私の2代目のドキュメントスキャナなんです。


ScansnapiX500の姿

 

サイズが大きいとかなんとか。

原稿台を開いたところ

原稿台を開いたところ

 

たしかにこのスキャナは,原稿台と受け台を広げると結構な大きさになります。

 

原稿受け台を開いたところ

原稿受け台を開いたところ

 

確かに,大きさはカタログには書いてあるのでしょうが,よくわからないというのが問題でしょう。

しかし,購入して部屋に置くときに それなりの配置をすれば問題は生じないと思います。

 

原稿台と受け台を最大にのばしたところ

原稿台と受け台を最大にのばしたところ 確かに大きい!

私はWiFi機能を使っていないので,付属のケーブルでコンピューターとつないでいます。
それが配置に関して唯一の制限事項です。


2代目を購入したわけ

実は,私にとって このスキャナは先代であるS500の代替機なんです。
先代のS500で,我が家の本棚を無くし,それ以降に購入した書籍やコミックスを電子化するために購入しました。

S500が,Windows7に対応してくれなかったので 泣く泣く購入したんです。

確かにS500の操作感は,簡素で こなれていたように思います。
iX500の操作感は,煩雑だなーと感じることが多く,ひととおり支障なく使えるようになるまで半年かかりました。

一番苦労したのが,スキャン品質の設定とパソコンの設定でした。


iX500を使い倒す設定

私が一番苦労したスキャン品質の設定とパソコンの設定について説明します。

スキャン品質の設定

コミックスはモノクロ原稿ですから,当然「白黒設定で良いだろう」と考えて読み込んでいました。

これはS500のユーティリティが256段階モノクロモードを持っていたから,何の疑問もな これでいいだろうと勝手に思い込んでしまったのです。

いやはやこれが大失敗でした。

この白黒モードは2値読み取りだったんです。

おかげで,読み取った原稿は,モアレ縞や新聞のようなドット模様だらけで 使い物にならなかったんです。

最近バージョンアップされた ユーティリティは,グレーモードが追加されていますが,恐ろしくて使えません。

さらに 自動判別設定は,全く使えません
モノクロ部分が,白黒モードになってしまうからです。

コミックスのスクリーントーンを読み取るには,カラーモードでエクセレント設定がベストでした。

また,原稿の文字の傾きを 補正することは,やめましょう。
向きの選択で,回転しないを選ぶことが必要です。
勝手に原稿の向きが変わって,あとで修正する手間が大変です。

 

私のスキャナー設定

私のスキャナー設定

 

原稿サイズ設定は固定するのがベストです。
マルチフィードは長さで検出すればOKです。

圧縮は標準でも大丈夫でした。

表紙と本体部分を分けてスキャンし,あとで一つのファイルにまとめるのが上手くスキャンするコツだと思います。


パソコンの設定

実は,この設定が わかるまで 数十回試行錯誤したんです。

スキャンを開始して 40ページくらいすすんだところで,USB信号を受信しなくなり スキャンを失敗してしまうことが頻発しました。

S500では,こういうエラーは発生しませんでした。

iX500にしたのは失敗だったかな~と 何度も考えてしまいました。

スキャンを40ページ未満にして,複数の部分に分けてスキャンしたり,苦労しました。

けれども,今では快適にスキャンできています。

 

ポイントは「電源オプション」だったんです。

電源オプションは コントロールパネル->電源オプションで表示されます。

失敗した時の電源設定は「バランス」でした。

 

 

2番目のポイントは,スキャンするときは,追加プランの表示で高パフォーマンス」を選ぶ必要があるということです。

 

 

こうしないと,USB信号の受信能力が低下してしまうからです。

節電機能が邪魔をして,スキャンに支障が生じていたとは…いやはや盲点でした。

この2つのポイントをしっかり押さえて使えば,マルチコアCPUでCPUの能力とUSB3.0の転送速度を生かした快適なスキャン環境が実現します。

この設定が わかった今なら,オススメのスキャナーだと自信を持って言えます。

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