A350-1000のデモ機をインストールしましたが,操縦席は旧A320仕様のようなパネルでした。
この機体用に用意されたワイドパネルがあったのでインストールしましょう。
A350用ワイドパネルをインストールする
先に,A350-1000のデモ機をインストールしましたが,操縦席は旧A320仕様のようなパネルでした。
機体の説明にも,「別にパネルを用意してね。」とのコメントがありました。
調べてみると,A350用のワイドパネルがありました。
早速に,インストールしてみました。
A350の操縦席
A350の操縦席は,ディスプレイだらけです。
全部で6つのディスプレイが見えます。
PFDとEICASが一つのディスプレイの中にあるので,PFD部分が縦長に見えます。

A350 Cockpit by Sierra Bravo Photographic. Photo from flickr
FS2004用のA350ワイドパネル
データのダウンロードとインストール
データは,Flightsim.comからダウンロードします。
ファイル名は,”amha350hpfs9fsxp3dv3.zip”です。
Flightsim.comから引用
ダウンロードしたファイルを展開すると”P350”というフォルダーができます。
この中には,”Guages”と”Panel”という2つのサブフォルダーがあります。
パネルのインストール
”Guages”フォルダーをFS2004のフォルダーにコピーします。
A350-1000を先にインストールしている場合は,すべてインストール済みになっていると思います。
重複したファイルがあれば,新しい方を残すのですが,時間も大きさも同じでしょうから,その場合はコピーをキャンセルしましょう。
パネルフォルダーのインストール
A350-1000の機体フォルダー内にある,”Panel”フォルダーの名前を”Panel.org”に変更します。
そのあとで,”P350”フォルダーの中にある”Panel”フォルダーをA350-1000の機体フォルダーにコピーすれば,インストールは完了です。
疑似APU設定の方法
ここで,Readme.txtに注目しなければならない「疑似APU設定の方法」について記述してあったのでご紹介します。
これは,エンジンを止めているときには便利な設定だと思います。
Panelの注意書(Readme.txtより)
FS9では、エンジンを搭載した地上で動作するAPUがないため、バッテリ電圧が低下し(オーバーヘッドパネル)、すべての航空電子機器が故障して航空機の再起動が必要になります。
FS9では、「航空機設定」ファイルを修正してAPU電源を供給することができます。 航空機設定ファイルの “light_panel”を “= 0、-60、17.0″に修正してください。 -60はメインパネルのパネルライトスイッチを発電機に変えます。 “”は必要ありません。 バッテリーの消耗を防ぐため、地面にあるときはパネルのライトをオンにすることを忘れないでください。
一部のフリーウェアのA350機では、航空機の設定ファイルで ‘Hydraulic pressure’が0000.00に設定され、メインのEICASディスプレイに永続的な “Hydraulics”警告が表示されます。 航空機の設定ファイルに行き、油圧を3000に設定します。例は[hydraulic_system] normal_pressure = 3000.0 // PSIです。
導入したワイドパネル
最初に表示したときは,「PFDの部分が変だよな~」と感じたのですが,実機のコックピットも縦長の表示だったので,「あ!,これは実機に合わせたのか。」と納得してしまいました。
画面ではダイヤルが少し縦長なので,もう少し横に広げてもいいかもしれません。
サブパネルは,Shift+2~4で表示します。
もとのA350-1000に付いていた”RWY INF”もグレアシールド左の方にアイコンがあります。
ただし表示/消去は,トグルではなく閉じるときはウインドウの”X”をクリックする必要があります。
まとめ
パネルとしては,もう少し表示バランスに調整が必要な部分があると思いますが,実機の雰囲気をよく表現していると思います。
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