FS2004のフリーウェアのパネルの中には,左右を表示させると風景だけが表示されるものがあります。
私が導入したエアバスA320用のパネルも殺風景でした。
いろいろ調べていくうち,操縦席を実機のように見せるパネルの追加データが見つかりました。
これを,FS2004のA320に導入します。
A320のリアルなコックピットビューを導入しましょう
FS2004のフリーウェアのパネルの中には,左右を表示させると風景だけが表示されるものがあります。
私が導入したエアバスA320用のパネルも殺風景でした。
いろいろ調べていくうち,操縦席を実機のように見せるフォトリアルなコックピットビューが見つかりました。

Real A320 Cockpit by Josep Olle. Photo from flickr
ワイドパネル用のフォトリアルコクピットビュー
以前,ANAのエアバスA320にワイドパネルを導入しました。
私が見つけたのは,このワイドパネルとペアになると思われるフォトリアルコックピットビューでした。
そう考えた理由は,サンプル画像がセミワイドサイズだったからです。

横長サイズのコックピットビュー画像
画像のプロパティでは,1583×989という大きさでした。
データのダウンロードとインストール
ワイドパネルのデータを,Flightsim.comからダウンロードします。
コックピットビューは,”photo_real_a320_side_views.zip”というファイル名です。
データは2016年リリースですから割と新しいデータです。
Flightsim.comから引用
コックピットビューデータの導入
コックピットビューデータは,パネルデータの拡張という位置づけです。
ですから,パネルフォルダーに組み込むデータとして提供されています。
データファイルのコピー
まず,”photo_real_a320_side_views”フォルダー内の”bmp”データを,”Panel”フォルダーにコピーします。

画像データをコックピットフォルアーにコピーする
Panel.cfgの編集
”Panel.cfg”を編集する前に,同じフォルダー内にコピーして”Panel.cfg.org”という名前に変更しておきましょう。
パネルフォルダー内の”panel.cfg“とコックピットビューフォルダー内の”panel.cfg“をメモ帳で開き,並べて表示します。
編集は,コックピットビューフォルダー内の”panel.cfg“から編集部分をコピーして,パネルフォルダー内の”panel.cfg“に追加する作業です。
編集作業は,3カ所に分けて行います。
[Window Title]部分の編集
”Fixed Window3x=”の8行を,コピーして”Window05”以下に貼り付けます。
[Views]定義部分の編集
コックピットビューフォルダー内の”VIEWS“から編集部分をコピーして,パネルフォルダー内の”VIEWS“の定義の後に追加します。
[Fixed Window30]から[Fixed Window37]の定義部分の編集
コックピットビューフォルダー内の”[Fixed Window30]“から”[Fixed Window37]“までの部分をコピーして,パネルフォルダー内の”Window05“の定義の後に追加します。
以上で編集は終了です。
コックピットビューの表示
正面はワイドビューパネルです。
右回りに,順次表示していきます。
表示するには,テンキーの9,6,3,2,1,4,7を押します。
真ん中の5は,後ろから見た遠景になります。

右前:9

右横:6

右後ろ:3

後:2

左後ろ:1

左横:4

左前:7

遠景:5
まとめ
どうでしょうか,2Dパネルの付加データで,すこし実機になっている気持ちになれるのではないかと思います。
こういう楽しみ方も,いいですね。
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