フライトプラン作成とムービングマップアプリであるFlightsim commanderの新製品が2018年2月にリリースされました。
新バージョンのFSC10では,P3Dのサポートがなくなりました。
その概要をお知らせします。
新バージョンになったFlightsim commander
Flightsim commander(FSC)は,フライトシミュレーターの外部サポートソフトウェアとして,ムービングマップとフライトプラン作成,天候データのダウンロードなど,実飛行ではエアラインの出発前に打ち合わせを行うディスパッチルームのような役割を果たすソフトウェアです。
前のバージョンでは,Windows10への正式な対応はありませんでした。
今回のバージョンは,FS2004とWindows10への正式な対応がされています。
その一方で,P3Dへの対応はしないとされています。
FSC10は,FSC9.68からのバージョンアップではないとされているので,コードのスリム化を図ったのかもと想像します。
また,ペイウェアの Aerosoft CRJ 700/900へのフライトプラン出力ができるようになったとのことです。
正式にWindows10とFS2004への対応がなされたことで,安心して使えるようになりましたね。
FSCの試用版のダウンロード
試用版のダウンロードは,トップページからリンクが貼ってあります。
ジャンプで表示されたページの中程にダウンロードリンクがあります。
新しいマニュアルとヘルプファイル
それから,今回はマニュアルとヘルプファイルが別ファイルで提供されました。
ダウンロードページの下の方にダウンロードリンクがあります。
これらのファイルは,圧縮ファイルですから,展開して使うことになります。
展開すると,出てくるのはすべてpdfファイルです。
htmファイルなら助かるのになあと,英語の苦手な私は苦笑です。
幸いにもHelpファイルは,chmファイルでした。
このファイルなら,翻訳できる型式に変更できます。
方法は,つぎの私の記事を読んでください。
正式に使うのならば登録をしましょう
FSC10は,ご存じのとおりシェアウェアです。
けれどもダウンロードバージョンは,30日間無料で利用できます。
気に入って正式に使うには,ライセンスキーを購入することになりますが,ショップによっては価格が,かなり違います。
比較して安いショップから購入しましょう。
ざっとみたところでは,Aerosoftサイトでは25.13ユーロでした。
まとめ
FSCの開発者は数人おられましたが,現在の中心人物はVolker Heineという高齢の方です。
最近,Appleのコンテストでも82歳の日本の女性が賞を受けられ,国連で講演をされてというニュースがありました。
お二人のような,がんばる人たちは,私のようなずぼらな駆け出し老年にとってまぶしい存在です。
まだまだがんばらねばと思った次第です。
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