
J-AIRのCRJ-200は2017年度末までに完全退役するのだそうです。
2001年に広島西空港にCRJ-200が就航したときには,かっこいいなあと空港まで見に行きました。
それから16年,広島西飛行場も廃止されJ-AIR機を広島県内で見ることはなくなりました。
けれども,私の好きな機体なので,コレクションの一つとしてFS2004に加えることにします。
リージョナルジェットの草分けといわれたBombardier CRJ-200
2000年までの広島西空港には,J-AIRがJS31を運航していました。
その後継機として導入されたのがこのCRJ-200でした。
もともとビジネスジェットのチャレンジャーの胴体延長型として誕生した機体ですが,グラスコックピットを備えたリージョナルジェットの草分けとして,JALグループのなかで地方路線を支えてきました。
その機体も,より経済的な後継のERJ-170に置き換えられ,2017年度末には姿を消すのだそうです。
JALグループのリアエンジン機が日本にいなくなると思うと,寂しいですね。

J-AIR CRJ-200 (JA207J) by Esteban Aranda Photo from flickr
FS2004のJ-AIR CRJ-200
データのダウンロード
J-AIRのCRJ-200は,Project Opensky機体の塗装データだけが発表されています。
ファイル名は”j-air-1.zip”でFlightsim.comからダウンロードできます。
Flightsim.comから引用
塗装データのインストール
基本機体は,先に私の記事でご紹介したIBEXの機体を使います。
すでにインストール済みの方はこのまま読み進めてください。
まだの方は,IBEXのCRJ-200のインストールを先に行ってください。
データの展開とコピー
まず,IBEXの機体のフォルダー名から”ibex”を除いて,”posky_CRJ-200ER”に変更します。
これは私の整理上の都合ですので,残したい方はそのままで結構です。
ダウンロードしたのちに展開したフォルダーの中にある”texture.nc”を,機体をインストールしているフォルダーにコピーします。

aircraft.cfgの編集
つぎにIBEX機体のaircraft.cfgの編集を行います。
IBEX機体の定義の次に,J-AIR塗装データフォルダーの中にあるJ-AIRの定義部分をコピーして挿入します。
コピー後に[fltsim.X]を[fltsim.1]に変更します。
ファイルを保存すればインストールは終了です。

機体選択画面
機体番号は,すでに引退したJA201Jです。

操縦席画面
グラスコックピットを追加導入しました。

滑走路上の機体
伊丹空港に駐機しています。

まとめ
私が現役バリバリだった頃に導入された新型ジェット機が,退役と聞いて自分も定年退職の身だから一緒だねと声を掛けてやりたくなります。
感傷的すぎますね(笑)
Flightsim.comにJ-AIRの旧塗装2種類がありました。
消えた行った機体を紹介する企画を”ノスタルジー・シリーズ”とでも名前を付けて,のちほど記事にしたいと思います。



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