FS2004用のANAB787-8は,飛行姿勢に特徴のある美しい機体です。
操縦席は,安定して稼働するデフォルト計器を使ったものです。
この操縦席を実機のコックピットのようにグレードアップするデータが提供されていますのでご紹介します。
インストールに少し複雑なところがあるので詳しく説明します。
ANAのB787-8のグラスコックピットを実機のようにグレードアップしましょう
B787-8のグラスコックピットの特徴は,大きな画面のPFDやEICAS,そしてHUD(Head up display)を備えていることです。
B787のテスト機を紹介しているサイトがあります。
実機のコックピットや機内はこのサイトで堪能してください。
ANAのB787-8コックピットのグレードアップ
先に,ANAのB787-8をインストールする記事を書きました。
その中で,操縦席は安定して動くデフォルト計器を使用していることを紹介しました。
機体がしっかり作られているのだから,操縦席も作ってしまおうと考えた方がいらしたのでしょう,この機体に合う操縦席データがありました。
操縦席データのダウンロード
Flightsim.comから,”fs2004_tds_b787_panel_project_v2_1.zip”というファイルをダウンロードしてください。
ファイルをダウンロードしたら,適当な場所に展開してください。
このファイルには,試作機の787-3,標準タイプの787-8のほか胴体延長型の787-9,787-10用のパネルも入っています。
そのため,インストールが少し複雑な点があります。
ANAB787-8への新パネルのインストール
ダウンロードしたファイルを展開したフォルダーを開きます。
GUAGEとSOUNDデータのインストール
このフォルダーにある,”GUAGE”と”SOUND”という2つのフォルダーを,FS2004がインストールしてあるメインフォルダーにフォルダーごとコピーします。
こうすると,FS2004のフォルダーにデータが統合されます。
重複しているファイルが表示されたときには,(保証はできませんが)サイズの大きいファイルを残すようにすればいいと思います。
パネルデータのインストール
展開したフォルダーに”PANEL”というサブフォルダーがあるので開きます。
この中にある”panel.KW_TDS_B788FS9_hudetz_v2.1”というフォルダーを,FS2004のAircraftフォルダーにインストールしたANAB787-8のフォルダーである”TDS788TRENT_ANA_JA807A”にコピーします。
aircraft.cfgファイルの編集
インストールしたパネルをaircraft.cfgファイルに登録します。
”TDS788TRENT_ANA_JA807A”にあるaircraft.cfgファイルをメモ帳で開きます。
編集する箇所は次のように,コピーしたパネルデータのフォルダー名を”panel=”のつぎに書き込むだけです。
元の定義部分を残す場合には”//”を”panel=”の前に追加し”//panel=”としておきます。
フォルダー名綴りを少しでも間違えると表示されませんので,フォルダー名を右クリックしてプロパティを表示し,フォルダー名をコピーして貼り付けると正しくコピーできます。
インストールしたコックピットの表示
インストール後のパネルは,展開したフォルダーの中にも画像があります。
夜間飛行中のHUDもあります。
パネルの中のいろんな所をクリックしてみると,何かが出てくるので楽しいですよ。
Ground Handring panelも組み込まれています。
グラスコックピットがグレードアップされたので,実感のある操縦が楽しめますね。
残念ながら組み込まれtているFMCが表示できません。
うまく動かしたいのですが解決方法が見つかっていません。
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