B787は,B767の後継機にとANAが開発に参加した中型旅客機です。
炭素繊維を機体の約50%に使っており,飛行中の主翼のしなり具合は独特のものです。
FS2004でも,その独特の飛行姿勢を見ることができます。
ANAが開発に参加し米国製ながら3割が日本製のB787-8
B767の後継機として開発されANA国内線の主力とも言えるB787-8
ANAはB787のローンチカスタマーとして機体の開発に参加しています。
2017年現在,ANAにはB787-8が36機在籍しています。
そのうち国内線仕様機が11機あります。
B767-300ERの国内線仕様が7機,B777-200ERの仕様機が12機ですから国内線の中軸の一つにもなっています。
B787-8には,炭素複合繊維が約50%使われていて,日本企業が35%製造に参加していることはよく知られています。
飛行しているときには主翼がしなり,着陸時にはそれが強調されます。
FS2004のB787-8を導入する
機体データのダウンロードとインストール
フライトシミュレータの世界でも,このB787-8を日本の方が作成されているものがあります。
そのファイルはFlightsim.comにある”tds788trent_ana_ja807a.zip”というファイルです。
このファイルは,青いBマークが付いたデータですから,展開したフォルダーをFS2004のaircraftフォルダーに入れるだけでインストールが終了します。
詳しいインストール方法は,私の記事を参考にしてください。
FS2004上のB787-8
フライト作成の機体選択画面
航空機製造メーカーがTDSになっています。
この機体の製作グループの名称です。
滑走路上のB787-8
ANA国内線の中軸となる機体です。
羽田空港34R滑走路上に機体を駐めてみました。
飛行中のB787-8
飛行中の主翼のしなり具合がよく表現されていますね。
本当に素晴らしい作品だと思います。
操縦席の画像
機体に設定してあるのは,デフォルトのB777を基本にした2Dパネルです。
安定した動作をするので,これはこれで良いのですが,B787-8には,ヘッドアップディスプレイも装備されています。
そういった装備を備えた,この機体用の拡張パネルデータも提供されていますので,その拡張パネルデータを導入することにします。
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