ATR42-600は日本エアコミュータの新鋭機です。
天草エアラインが導入した機材と同じですが,こちらの機体には南国らしいハイビスカスの塗装が施されています。
FS2004で南西諸島をフライトするときには,欠かせない機体です。
南西諸島航空路で活躍するJACのATR-42-600
JACのATR42はSAAB340の後継機
機体の紹介
JACのATR42-600は,SAAB340の後継機として2017年から導入されはじめた,鹿児島から南西諸島を結ぶ路線で活躍している最新鋭の機体です。
天草エアラインと同じ機体なので,天草エアラインから整備委託を受託することも検討されているようです。
JACの購入予定は全部で9機で,初号機と2号機には特別塗装が施されています。
機体の特徴については,Wikipediaに詳しく書かれています。
JACの機体紹介ページ
何か強いメッセージがあるような強烈な印象があります。
ここに特別塗装の意味づけが書かれていたので紹介します。
ハイビスカス
鹿児島県の離島の多くの自治体で「市町村の花」となっているハイビスカスをJAC就航の離島・地域の象徴としています。飛行機の進行方向に向かって左側後方の大きなハイビスカスを鹿児島に見立て、そこから左下に広がる7つのハイビスカスは、JACが就航している鹿児島県の7離島を表現しています。また右側を含めその他のハイビスカスも「その他の離島や地域」として、それらをJACとATRがつないでいることを表現しています。5本のライン
また5本のラインは「水引」のように、地域と地域、人と人を結び、さらに子どもたちの夢、人々の想い、過去から現在、未来をも永遠につないでいきたいという想いを込めています。JACのページから引用しました。
JACが,この機体にずいぶん想いを込めているというのがわかります。
FS2004のJAC ATR42-600
塗装データのダウンロード
Flightsim.comで,このタイムリーな特別塗装のFS2004用データが提供されています。
2017/4/30にリリースされた新しいデータです。
FS2004がまだまだ現役だというのが,こういう所からもわかりますね(^^)
ファイル名は,”japan_air_commuter_atr_42_ja01jc.zip“と長いのでコピーして検索してください。
展開して出てくるフォルダー名は”japan_air_commuter_atr_42_ja01jc”で,JAC塗装のテクスチャーフォルダーとaircraft.cfgを編集するための”Readme.txt”ファイルが入っています。
JAC塗装機のインストール
この塗装のベース機体は,天草エアラインのATR-42-600と同じです。
塗装データフォルダー”Texture.JAL_JA01JC”を,天草エアラインをインストールしたフォルダーに入れることにします。
インストールの詳しい方法は,天草エアラインの記事を参考にしてください。
塗装データの編集
天草エアラインのフォルダーにJAC塗装を導入するための”Readme.txt”を少し修正してインストールします。
修正部分は次の赤字の部分です。
コピーして貼り付けてもらえば,できあがります。
Readme.txtの機体定義部分です
[fltsim.2]
title=42-600 Japan AIr Commuter JA01JC
sim=atr42500
model=
panel=
sound=
texture=JAL_JA01JC
kb_checklists=ATR_check
kb_reference=ATR 42-500_ref
atc_heavy=0
atc_id=JA01JC
atc_airline=COMMUTER
atc_flight_number=134
ui_createdby=
ui_manufacturer=ATR
ui_type=42-600
ui_variation=Japan AIr Commuter JA01JC
ui_typerole=”Comercial Airplane”
description=ATR 42-600
FS2004での表示
機体選択画面は,天草エアラインの次に表示されます。
屋久島空港に配置してみました。
この特別塗装機体は,素晴らしい出来映えで左右の模様が違うので面白いですよ。
こんなふうに,ぐるりと機体を眺めることができるところもFSの魅力の一つですね。
なお,操縦席画像は,天草エアラインの機体と同じなので省略させていただきました(^^;)
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