イギリスに砂地の空港があることは前にご紹介しました。
その空港のシーナリーがあったので,シミュレーターで行ってみることにしました。
私は,変わった空港が大好きなので,シーナリーを見つけたときからわくわくしてしまいました。
世界でも珍しい砂地空港の離着陸を楽しみましょう
イギリススコットランドのBarra空港
イギリスのスコットランドにあるBarra Airportは,世界でも珍しい自然海岸の砂地にある空港です。
滑走路は,舗装されている訳でもなく砂地そのものです。
けれども滑走路は3本あり,駐機場もあります。
Barra Airportのチャートは,イギリスのAISからダウンロードできます。

Barra空港の滑走路図
空港の駐機場の風景写真は,Skyvectorにあります。
Barra空港への飛行
近くの空港は Benbecula Airport(EGPL)なので,ここからBarra Airportに飛ぶことにしましょう。
Skyvectorで,コースと距離を確認しました。
機材はやはりツインオッター
Barra空港のようなローカル空港に離着陸するのは,丈夫な飛行機が必要です。
幸いなことに,どんな飛行機が就航しているのは,写真をみれば一目瞭然でした。
丈夫な飛行機の代表格であるDHC-6ツインオッターです。

Photo from flickr
DHC-6のFS2004用機体データ
Flightsim.comに”dhc6_twin_otter_winair.zip“というファイルがあります。
青いBマークは付いていませんが基本機体ですから,インストールは簡単です。
Flightsim.comから引用
商用機体もあるので,私の記事を参考にしてください。
Barra空港のFS2004用データ
Flightsim.comから”my_barra_v2.zip”というファイルをダウンロードしましょう。
ファイル名から作った方の思い入れが,うかがわれます。

Flightsim.comから引用
ダウンロードしたファイルを展開したフォルダーにる”Readme !.txt”に”My Barra V2”フォルダーを,Addon Sceneryフォルダーに入れるようにとの指示があります。
FS2004に認識させるにはシーナリーライブラリ登録が必要なようです。
空港の風景
飛行距離は28nmですから,すぐに到着します。
低空から接近してみました。
このシーナリーは,フォトシーナリーといくつかのオブジェクトで構成されていました。
上空から見ると,海岸にあるフォトシーナリーでしかも干潮時のものなので,デフォルトシーナリーの海面との境目が,わかりすぎるのが残念です。
飛行すればすぐにわかるので,紹介画像では境目がわからないように撮影しました(^^;)

Barra空港の近景

空港ターミナル付近
着陸して空港ターミナルを見てみました。
消防車が2台駐車していました。
FS2004の飛行場マップを表示してみると,残念ながら滑走路はRW33の1本しか表示されていませんでした。
私は空港データの調整のやり方に詳しくはないので説明できないのですが,AFCADを使えば滑走路2本追加することができるのではないでしょうか。
なかなか行くことができない遠隔地の空港ですが,フライトシミュレーターを使えば楽々行けるのはいいですね。
なお,Barra空港については,FSXとX-plane10用のBarra空港もリリースされており,風景や空港ターミナルが改良されていることを付記しておきます。
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