FSpilotshopから1つの無料機体をいただきました。
”1966 Old School Skylane Cessna 182K For FS9”といいます。
この機体,普通じゃなくて”Joke Plane”といってもいいようなので,ご紹介します。
Joke Planeとも言えるセスナ機を紹介します
Old School セスナ182K
無料でいただいた”1966 Old School Skylane Cessna 182K For FS9”
ほんとうにおんぼろなセスナです。
機体には錆が浮いていますし,エンジンをすこし高回転にすると黒い煙がでます。
不完全燃焼を再現しているのでしょうか。
そして,トリムをうまく使わないと安定して水平飛行してくれません。
となりのトトロで,サツキとメイがあたらしい家に着いたとき,家の藤棚らしいものを壊しそうになって「ボロ」と叫ぶシーンがありますね。
この機体を飛ばしたとき思わずそのシーンが頭に浮かんで「ボロ」といってしまいました(笑)。
操縦席もボロさが「ぱないの」です
けれども,ここまでおんぼろな雰囲気をしっかり表現するのは凄いと思います。
樹脂ガラスのウインドウの汚れやゆがみとか,コックピットの計器板の汚れとか,いやはや凝りまくっています。
2DコックピットはGPSしか表示されないようです。
このおんぼろ機を実感してもらうというのが,この製品の狙いなのでしょう。
ほんとうに楽しい機体です。
メイグス周回するだけでもひと苦労です。
操縦席窓から見た,外の景色のゆがみは本当に「ぱないの」です。
この機体は一つの芸術的表現なのかも
プラスチックモデルを作るときに,ウェザリングという汚し表現という技法があります。
模型の実感を出すために,すこし汚れた感じを出す塗装の技法です。
このおんぼろセスナは,そういうのをねらった実感あふれる作品なのかもしれません。
綺麗にピシッとした新品機体もいいけれど,玄人というか好事家が「うふふ」と楽しめる作品になっていると思います。
「ボロでもちゃんと飛ばしてみせるぜ!」という,パイロットの声が聞こえませんか?
こういう作品がでてくるのも,FS2004ならでは,かもしれませんね。
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