キーボードを使う時,どうも高さが合わないなと思っていました。
私が使っていたお気に入りの机は高さが73cm,調べてみると私の体には机の上面が高すぎるのです。
そこで,キーボードテーブルを探してはみたのですが,良い物が見つかりません。
それならばと,余り物でキーボードテーブルを作ってしまいました。
キーボードテーブルをスチールアングルと棚板で作る
体に合ったキーボードの高さ
お気に入りの机を設置したのは良いのですが,IKEAの机は,外国人向けだからなのか少し机面が高い気がしていました。
キーボードを打つとき肩を上げ気味になるのと,マウスやトラックボールを使うのに腕を持ち上げることになるからです。
どうも,気に入らないなぁと思ったので,調べてみることにしました。
自分の身長にあった机と椅子の高さを計算してくれるページです。
このページは,その会社の高さの変えられる机の販売のためのページです。
でも,私にとっては自作のテーブルを作るために役立つページになりました。
このページで計算したら,私の身長にあったキーボード机の高さは66cm,椅子は47cmでした。
書き物と,キーボード用の机の高さは少しちがうのだとか…
そういえば仕事の現役時代に使っていた事務机は,旧式のモノだったので机の高さが書き物にちょうど良い高さになっていました。
そのせいか,仕事場にコンピューターが導入されてキーボードを使うようになってから肩こりがひどくなって困った思い出があります。
余りもので組み立てたキーボードテーブル
このままでは,いけないと考え,押し入れで余っていたカラーアングルでキーボードテーブルを作ることにしました。
天板は,木製がいいと考えたので通販で,アイリスオーヤマ カラー化粧棚板 ブラック LBC-635-BKという棚板を購入しました。
実は,最初の製作テーブルでは余った板を使いました。
完成して,ずっと使えるなと考えたらカラーコーディネートしたくなったので,板だけあとから別途購入したのです。
アングルの組み立て
普通のスチールアングルを組み合わせただけですので,作り方も何もありません。
写真をたくさん撮ったので,参考になるでしょうか。
捻れ強度を出すために,四角く組んでいる部分もあります。
ボルトも余り物を総動員して作ったので,まちまちです。
ただこだわったのは,キーボードテーブルを机の下に収納できるようにすること,足下をなるべく広くしたいということでした。
2本支柱にした理由
最初に自作したキーボードテーブルは,支柱を4本にしました。
ところが足下が非常に狭くなって使いづらくなってしまいました。
そのために,天板を支える土台は支柱を2本とし,支えに斜め用アングルを使いました。もちろんこれも余っていた物です。
こういう形になったのは試行錯誤の結果です。
天板の取り付け
つぎに,天板の取り付けですが,単純に裏から木ネジで固定しているだけです。
ネジも余り物なので,大きさが揃っていません。
そのため,ネジに比べてアングルの穴が大きいときは,ワッシャーを間に挟んで留めているところもあります(^^;)
マウステーブルの追加
出来上がったテーブルを使っていたら,トラックボールを置く場所が狭いと感じるようになりました。
そこで,ホームセンターから小さい板を購入してきて,棚板の右側にマウステーブルとしてスチールアングルのあまりパーツで固定しました。
板は,木目がはっきりしていたので,塩化ビニールの薄板を購入しカットして接着剤で貼り付けました。
これで,艶は違うけれど棚板と追加したマウステーブルの色を揃えることができました。
高さの調整
キーボードテーブルを机の下に収納したいと考えたのは,2つ理由があります。
書き物をする時にはキーボードやトラックボールは邪魔者です。
また,フライトヨークやジョイスティックを使う時にも邪魔になります。
そういうわけで,机の下にキーボードテーブルを収納できるよう高さを68cm以内に納める必要がありました。
キャスターの取り付け
収納するためには,キャスターを付けることにしました。
余っていた小さいキャスターがあったので,ワッシャーをはさんでアングルに取り付けました。
天板の高さの調整と収納の様子
テーブル天板の高さは62cm高としました。
理想は,66cmなのですが,そうするとキーボードの厚みで机の下に入らなくなるからです。
机の下に収納できるようにしたので,理想よりも低くなりました。
でも,キーボードのてっぺんは+4cmあるので,なんとか合格と思っています(^^;)
テーブルのほこり取り用のモップをぶら下げているのが見えますね。
ジョイスティックを置くときは,こうなります。
まとめ
どうにか自分の理想に近いキーボードテーブルに仕上がりました。
このノウハウを使って,レターボックスの上にかぶせるサイドテーブルも自作してしまいました。
これは,のちほどご紹介いたします。
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