FlightSim Commander 9.7試用版のWindows10上での動作検証報告の第1弾は,マップ機能についての報告です。
ムービングマップのセットアップについても説明します。
FlightSim Commander 9.7を使う(2)
FlightSim Commander 9.7のマップ機能の検証
滑走路,誘導路,エプロンなどの空港レイアウト
FS2004のシーナリーデータを読み込んでいる訳ですから,最新のデータではありません。
東京国際空港(RJTT)を表示しました。
新設された05/23滑走路は,表示されていません。
小さいウインドウデータは,空港諸元です。
マップは,ズームインしてエプロンなどを表示できます。
VORs,NDBs,ILS’es,空港,滑走路,MSA(最低陸域高度),海岸線および国境を表示する地図を見る
地図は,線描の簡易なモノです。VOR,NDBなどの航法施設は,シンボル表示で色を指定できます。
ILSが,空港に設置されていれば表示されます。
MSA(最低陸域高度)は,広範囲の中央に数字表示されます。9.0なら9,000feetと言う具合です。
リアルタイムのムービングマップでフライトを追跡する
FSUIPCのインストールが必要
私は,FSUIPCのライセンスユーザーですのでFS2004にFSUIPC3.9をインストールしています。
FSUIPCは,ライセンス不要バージョンもあります。
FSUIPCとWIDESERVERは,フライトシミュレーターユーザーならば必須のモジュールですから購入しておくことをお勧めします。
FS2004とのリンクさせる
FSC9.7とFS2004を同時に起動します。
FS2004が先に動いていればいいのですが,FSC97が先に動いているときは,接続する必要があります。
FSC9.7のGPSメニューに”Connect to FS“という項目があるので,チェックを入れるとFS2004とつながります。
自分の航空機の表示
リンクしたら,マップ上に自分の航空機が表示されます。
AI機の表示
空港をズームイン表示すると,駐機場にいるAI機が表示されます。
ムービングマップ上でしっかり動きが観察できます。
航空支援施設,ウェイポイント,空港,または航路を見つける
航路については,メニューから高高度と低高度の航路表示を選択できます。
画面は,低高度表示です。
とりあえず,マップ表示機能の確認を終えました。
ここまでは,なんとか正常に機能していることが確認できました。
しかしWindows10では,動かないモノもあるのが現実です。
FSC97のムービングマップが使えることがわかったので,今後フライトプランなど他の機能が動くかどうか確認していきます。
その結果をみてこのソフトの価値を検討していきます。
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