ヨークやペダルは必須アイテムですけど
フライトシミュレーターで飛行機を精密に動かそうとするとき,操縦桿であるヨークや方向舵用のペダルが必須になります。
私も,シミュレーターをはじめたときにジョイスティックを買い,CH-Productsのフライトヨークを買いました。
私は,いまCH-ProductsのPro Flight YokeとPro Pedalを使っています。
でも,ふだん使わないのでじゃまですよね。
ヨークスタンドを作ろうとしたきっかけ
フライトヨークは,通常は普通机やテーブルの端っこにクランプで取り付けます。
机に取り付けたのでは,高さがぴったりしないのと,付け外しが面倒です。
私は,いろいろ悩んだ末に,ヨークの高さがちょうど良くなるくらいになるよう,角材を組み合わせてヨーク台を作りました。
ペダルは,使うとき以外は邪魔なので収納できるように小さい角材で引っかけを作ってあります。
また,ヨークスタンドの下部には,小さいキャスターをつけて動かし易いようにしています。
これだと「ヨークを動かすときに,台も動いてしまうかも」と心配しました。
けれども,机の端でヨークの本体を押さえているので,動かずに安定しています。
ヨークスタンドは作りやすい単純な構造で強度を持たせるために,接着剤とL字金具を併用しています。
最初に作ったヨーク台は,強度不足でしなってしまったのでいろいろ強度を高める工夫をしました。
初期のヨークとペダルは,ゲームポートに接続するタイプが主流で,簡単にはつけ外しができませんでした。
こういうスタンドが作れるようになったのは,ヨークとペダルがUSB接続になったおかげです。
ヨークスタンドの構造と材料
支柱は 2.5cm×6cm×54cm の角材2本で 2.5cm×2.5cm×54cm の角材をサンドイッチにして接着剤で貼り合わせています。
支柱にちょうど良い 6cm×6cm×54cm の角材は 売っていないのでこういう構造にしました。
上面の台は,ヨークがクランプでしっかり固定できるよう
28cm×15cm×1.5cm の板を2枚貼り合わせて作りました。
下面の台は 20cm×45cm×1.5cm の板にキャスターを取り付けました。
上下の板と支柱の接合は接着剤とL字金具です。
ペダルを押さえる小さい角材は,1.5cm×1.5cm×21cm です。
全ての材料は,家にあった棚を解体したときに余った板や角材を利用したものです。
材質は,集成材を使いました。
理由は集成材が、強度があって環境変化で曲がらないからです。
このヨークスタンドは,試行錯誤で作ってから約5年ですが,しっかり役目を果たしてくれています。
スタンドのあちらこちらに,試行の穴がたくさん空いています。使いやすいように取り付け位置の調整を行った跡です。
欲をいうとボロ隠しにペイント塗装をすればかっこいいのですが,私がズボラなため,ほったらかしです。
ヨークやペダルも,ホコリを被っているのがご愛敬です (^^ゞ
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