探してみれば見つかるもので,日本の方がFS2004用のミニパネルデータを作られていました。
機体別のミニパネルパッケージと,デフォルト用のミニパネルです。
2つのファイルのダウンロード先と使い方の説明をいたします。
FS2004のデフォルト機用ミニパネルセット
2つのミニパネルデータのダウンロード
2つのファイルは,日本のsyunpyさんという方が作られた作品です。
機体別のミニパネルパッケージ
B737,B747,beech Baron58,DC3,Learjet45,Moony braboそしてschweizr用のミニパネルのはいったパッケージです。
ダウンロード先は,Flightsim.comで,ファイル名は”m_pnl_04.zip“です。
Flightsim.comから引用
ZIpファイルを展開すると,機種ごとの7つのフォルダーが出てきます。

展開した”m_pnl_04.zip”
機種ごとのフォルダーの”panel.cfg”を,それぞれの機体の”panel”フォルダーの”panel.cfg”と入れ替えてください。
インストールは,”panel.cfg”をそっくり入れ替えるだけですので,難しくはありません。
方法は,私の記事を参考にしてください。

インストールしたリアジェットミニパネル
デフォルドミニパネル
もう一つは,機体ごとに調整されたミニパネルではなく,デフォルトで表示されるミニパネルです。
ダウンロード先は,AVSIM.libraryで,ファイル名は”mini_pnl.zip“です。
プロペラ機,ジェット機,無動力機の3種類が一つのファイルになっていて,インストールは1回で済みます。
AVSIM.libraryから引用
ミニパネルのインストール
どちらのデータにも,日本語のドキュメントがあります。
インストール方法は,”m_pnl_04.zip”と同じで,”panel.cfg”を
”\Aircraft\default\panel”の”panel.cfg”と入れ替えるだけです。
デフォルトミニパネルの使い方
Readme.txtに使い方がつぎのように書いてあります。
使い方
1.Fright simulator 9
L Aircraft
L default
L panel の中の panel.cfg に上書きして下さい。2.このmini_panelを使いたい機体のpanel.cfgを開いてください。
例・・・たとえば b737_400 で使いたい時は
Fright simulator 9
L Aircraft
L b737_400
Lpanel の中の panel.cfg を開きます。3.記述の中のWindows Titlesの中に=Mini Panel という項目を探します。
[Windows Titles]
window00=Main Panel
window01=Radio Stack
Window02=GPS
window03=Throttle Quadrant
window04=Overhead Panel
window05=Compass
Window06=Mini Panel
b737_400 では上記のようになっていますので
[Windows Titles]
window00=Main Panel
window01=Radio Stack
Window02=GPS
window03=Throttle Quadrant
window04=Overhead Panel
window05=Compass
//Window06=Mini Panel ←左のように、// を追記して上書き保存します。
// を消せばもとのminipanelを表示できます。4.2Dpanelを表示しているときに、Wキーで切り替えます。
つまり,このデフォルトミニパネルを使いたい機体があれば,その機体のpanel.cfgに書いてあるMini Panelの定義をコメントにしてくださいと言うことなんです。
なお,日本語版FS2004では”Window06=ミニ パネル”となっています。
ですから,”//Window06=minipanel”を”//Window06=ミニ パネル”と読み替えてください。
こうすることによって,その機体は改良されたデフォルトミニパネルを表示すようになるのです。

セスナ182で表示した,改良されたデフォルトミニパネル
この仕組みは,よく考えられていると思いませんか。
これで,普段使う機体のミニパネルは改良できたと思います。
私は,これらのパネルを提供してくださった,syunpyさんに深く感謝し,使っていきます。
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