年を経ると,いろんなことで昔と違うなと感じることがあります。
そんな中で,斉藤茂太氏の”「上手な老い方」してみませんか”という本を読みました。
さらっと読めるエッセイ本です。
ちょっといいなと思ったことがあったのでご紹介します。
この本の概要
著者の斉藤茂太氏は,すでに亡くなられましたが,飛行機好きの作家として知られています。
この本は,連載をまとめたもので,各章が短くゆっくり読んでも二日くらいあれば,読めるくらいの軽い本です。
この本のなかで,飛行機好きの親友との交流について書いておられます。
操縦士の帽子集めとか,メモ魔とか自分の趣味についても紹介されています。
飛行機好きといっても,乗るのが趣味だったようです。
86歳の頃に書き始められたようですから,かなりお元気だったようです。
それでも,あちこち体に痛みがあると書いておられます。
それでも,たくさんの文章を書き続けてこられたのはすごいですね。

この本を読んで考えたこと
やはり老後で大事にしたいことは,「自分の好きなこと,趣味や道楽を通じた人脈を育てていくことが生きがいの一つになる」というのが共感したところです。
私は,飛行機が好きで,写真やフライトシミュレータ,プラモデルなど関連した趣味を持っています。
それらを一人で楽しんでいたのでは,さみしいですね。
このブログのプロフィールにも書きましたが,ブログを通じて同じ趣味の方が増えればうれしいと考えています。
フォーラムやSNSを通じて,そういった方々と交流できたら楽しいと思いますし,自分の生活の励みにもなります。
お金をかけずに,昔購入したFS2004を楽しみ尽くしてやろうと考えたのもその一環です。
これからを楽しむために
私が仕事をしていたころ,職場の懇親会で,私が飛行機好きなことフライトシミュレーターを楽しんでいることを紹介しました。
そのことを覚えておられたのか,上司が定年退職間際にフライトシミュレーターをやってみたいのだがどうすればいいのかなと訪ねられました。
まだ,WindowsXP時代の話だったので軽くて安かったFS98を紹介したことを覚えています。
私は,飛行機好きの同世代の方が,フライトシミュレーターを私の元上司のように楽しんでもらえたらうれしいと考えています。
ですから,このブログを通じて同じように考えてくださる方々と楽しさを分け合っていくつもりです。

”old age” Photo from flickr


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