一昨日からのフライト中のUSB接続切断と,MSFSのミルフォード・サウンド空港シーナリーの破壊は複合要因が重なっていたようです。
USB切断を防ぐためにHDD3機(計6TB)を取り外し,1機のSDD(SATA)ドライブ(1TB)を取り付けました。
ほとんどUSBの切断はなくなったのですが,データ複写時に1度USB切断が起きました。
この原因は給電式のUSBハブの不具合のようで,新しい給電式のUSBハブに操縦デバイスを接続し直すと飛行中のデバイス切断はなくなりました。
つぎにMSFS2020のミルフォード・サウンドの破壊は,MSFS2020純正のニュージーランド改良ADDONでした。このフリーシーナリーの説明に新たに記載が増えていて,このアドオンでメッシュがと空港位置が変更されたそうです。いまのところMSFS2020でミルフォード・サウンドの美しい風景を見るならちょっと高価な商用シーナリーを購入するしかないようです。
調査作業の傍らで,X-Plane12用のニュージーランドOrtho4XPデータを作成していました。
ZL18-19で作成したのですが,X-Plane12ではミルフォード・サウンドのフィヨルドの岸辺に日本の南西諸島で見られたような段差が生じました。
ニュージーランドのOrtho4XPデータには”Lyndiman NZ Ortho 2025 XP12”というのがあってZL17-18のタイルが公開されています。このタイルをダウンロードして試してみると,フィヨルドの段差はありません。
自作のVer1.4のZL18-19のタイルではウエリントンのタイルが平坦になってしまい,Ver1.3の高度データを使って平坦化を解消しましたが,”Lyndiman NZ Ortho 2025 XP12”では問題なく表示されました。
原因はDEM(地表高度データ)にあると考えて,”Lyndiman NZ Ortho 2025 XP12”のタイルのconfigファイルを調べたら,独自データが設定してありました。
つまり,いままでX-Plane12の問題と考えていた海岸の段差問題は,ちゃんとしたDEMデータを使っていないために起きたものと考えられます。
またX-Plane12仕様の”Lyndiman NZ Ortho 2025 XP12”のタイルをX-Plane11で表示させても問題は発生しませんでした。
X-Plane11の表示では,海面と水面の高度差を無視するのでXp12用のタイルでも問題がないのでしょう。
昨年中に,作成し直した日本国内のZL18-19のタイルは時間の無駄で,ニュージーランドZL18-19タイル作成は時間とHDD容量の無駄使いになりました。
日本国内のZL18-19のタイルについては,X-Plane11で使えば問題ないわけですので,国土地理院のDEMデータを使う方法がないか,ゆっくり調べるつもりです。
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