MSFSのプチフリ低減とX-Plane11と12で使える新しいOrtho4XPタイルの作り方がわかりました

Flightsimulator

環境の復活

体とPCの不調のため,しばらく投稿をお休みしていましたが,少しずつ復活させるつもりです。

雷で全環境を失いましたが,復活したPCを使ってフライトシミュレーター環境を再構築しました。

OS・データのロード時間短縮のためM2.SSD-4TBを2台,ツールや一時保管用にM2.SSD-2TB,512GBを各1台増設し,復活した環境に新しいグラボ(RTX4070Super)を投入して飛行環境を整えました。

その結果,MSFSとX-Plane12の4K表示で常時60FPSを維持できるようになりました。

MSFSでのプチフリ解消

この環境下でMSFSのプチ・フリーズの解消を目指し,ローリングキャッシュとシェーダーキャッシュの削除,ウルトラ4K表示で地面のテクスチャー解像度を落とすカスタマイズで,プチフリ時間を1秒程度に短縮できました。私のインフラ下では,MSFS2020においてはこのあたりが限界かもしれません。
FPSは270くらいまではあげることができますが,ディスプレイがついて行かずスタッターが発生するので,VSYNCを使っています。

X-Plane12での効果

新しくなったX-Plane12は,水面の3D効果が宣伝されています。

カリブ海のOrtho4XP1.4シーナリーでは,水面下の地形まで表示できる優れものですが,X-Plane11では海岸に段差が発生するなど問題が発生しました。

島の水面下の地形が表示されたX-Plane12のオルソタイル

 

いろいろ調べていくとOrtho4XP1.4のオプションで,3D水面をX-Plane11.5に合わせるDSF/Imageryオプションがあることがわかりました。

このオプションを使えば,X-Plane11と12で共通のOrtho4XPタイルを使うことができます。

なお,Ortho4XP1.4と1.3,1.4のXP12版と1.4のXP11.5&12互換版の間で互換性はなく,タイルの境界面で不具合が発生します。

Ortho4XP1.4タイル作成の設定

環境設定

Ortho4XP1.4タイルでは,3D水面を使うためにX-Plane12のラスターデータを使います。

なおX-Plane11用のタイルを作るときもこの設定が必要です。

下の画面のようにOrtho4XPタイルApplication configを設定します。

各タイル作成の設定

Tile configとGlobal ConfigのDSF/Imageryを下のように11.5+に設定します

このように設定することで,X-Plane12で3D水面効果を表示でき,表示効果は別としてこのタイルをX-Plane11でも使用できるようになります。

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