X-Planeからやって来たマイクロジェット
MSFSで手軽に楽しめるジェット機はありませんでした。
このたびX-Plane10と11で公開されている機体を元にMSFSで利用できるフリーウェアのBD5Jが公開されました。
商用製品のBD5Jはありましたが,フリーウェアが登場したことは大変うれしいことです。
併せて視点をプリセットするアドオン,作成案内の付いたペイントキットも公開されたのでご紹介します。
BD5Jマイクロジェットについて
このブログで過去にご紹介した機体ですので,詳しくは次の記事を参考にしてください。
MSFSのBD5Jデータ
この機体は冒頭にご紹介したように,X-Planeで公開された機体をMSFS用に改修したものです。
そしてコックピットからの視点をプリセットするアドオンと,Blenderでの作成作業内容を紹介した動画の付いたペイントキットも公開されました。
ダウンロードとインストール
ダウンロード
いずれのデータもFlightsim.toからダウンロードできます。
インストール
ペイントキット以外は,ダウンロードしたデータをMSFSのCommunityフォルダー内に展開すれば導入作業は終了です。
ペイントキットは,展開したデータを自分の好きなフォルダーに収納し,じっくりと取り組んでください。
MSFSでの飛行
導入した機体を,桶川飛行場(ホンダエアポート)から飛ばしてみました。
外観からご紹介します。
ギアは実際には考えられないような速いスピードで収納されるので少し違和感があります。
エンジンは小さいのですが,機体が軽いのでパワフルな上昇性能です。
舵の効きは,素直で最初の飛行でも問題なく飛べました。
桶川から渡良瀬遊水地まで数分の飛行を行い,桶川に帰ってくるVFRを行いました。
アプローチの低速飛行に至る挙動は素直で,ギアを出してフルフラップで70ktでのアプローチを安定して行えます。
最初の飛行では何もしないのに,着陸直前にシステムが飛行中断(Crash To Desktop)してしまいました。
調べてみるとよくある現象のようです。

なおカタログ燃費は悪いようで,燃料満タンでも2時間の飛行時間です。
視点のプリセットアドオン
なお視点のプリセットアドオンは,自分でも視点はプリセットできるのですが,あらかじめセットしてくれるという利便性はあると思います。
ただし,このアドオンはジョイスティックのハットスイッチを再設定してしまうので,少し戸惑いがありました。
ハットスイッチを本来の用途で使うには,私はプリセットを自分で設定するのが良いと思います。
まとめ
フリーウェアでBD5Jを飛ばせるようになったことは大変うれしく思います。
突然の中断(CTD)は,残念でしたが運が悪かったと考えて,再度飛行を楽しむつもりです。
Enjoy Flight!
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