新しいUIになった”Scenery Animation Manager 3″
新しい”Scenery Animation Manager 3(SAM)”はこれまでのSAM2の上位互換でシーナリーでSAMの機能を使っている場合でも変更する必要がありません。
けれどもSAMそのもののモジュール構成が変更されています。
そのため自分で入替を行う場合には,旧バージョンのSAMをpluginsフォルダーから削除しておいて新しいSAM3を導入する必要があります。
概略の説明とダウンロードリンク
3.0.14のダウンロードリンク
Orbx Centralからダウンロードできます。
入替は”Orbx Central“が行ってくれますので,そのまま更新することができます。
Windowsユーザーである私には,異なるフォルダーにあるX-Plane11,2種構成のX-Plane12にそれぞれインストールしてくれるOrbx Centralが便利です。
追加モジュールのインストール
ダウンロードしたSAM3のフォルダー内にWindows,Mac,Linuxに応じた”Content Manager“実行ファイルへのリンクが作成されていますので,これをダブルクリックして実行します。
Windowsの場合は”Windows Content Manager“でした。
これをスタートすると下の画像のようなウインドウが表示されます。
一番上に基本ジュールがあり,Global trees以下の3つがフリーのモジュールです。
フリーモジュールはダウンロード可能ですがインストールされていないので左端に青いラベルがあります。
右側にある下矢印がダウンロードスタートですので,3つともクリックしましょう。
なお”Seasons”はサイズが大きいので,インストールに時間がかかります。
各モジュールの使い方
各モジュールは,Content Managerの丸の中の”?”マークをクリックするとマニュアルが表示されます。
Webページですからブラウザの自動翻訳で日本語化されます。
インストールが終了したら,実際にSAMプラグインを動かしてみましょう。
X-Plane11のフライト画面で,”Plugins>SAM>Main Window“をクリックします。
これまでは小さなウインドウに遠慮がちに配置されていた各機能が,大きなウインドウで表示されます。
下が右端の歯車アイコンをクリックすると表示される”Settings”のメニューです。
私はデフォルトのままにしています。
さてSAMの機能の内で私が一番使うのが,季節の変更ですが,このUIも変更されていました。
Settingメニューの左側にある”Seasons“をクリックします。
変更には少し時間がかかるのはSAM2と変わりがありません。
一番よくわかるのが”Deep winter“で”Snowy trees“を”Enable“にしたときです。
これを使う時には,当然ながらOrtho4XPデータは利用できません。
日本であればUHDMeshを利用するのが良いでしょう。
まとめ
しばらくOrtho4XPでデータ作りをしていたので,SAMのバージョンアップとContents Managerのバージョンアップに気がつきませんでした。
冬景色にしようとして変更されなかったので,SAM3のSceasonsが更新されていなかったことに気がついた次第です。
普段から使っていないと困ることがあるんですね。
Enjoy Flight!
この記事で紹介しているSAM3は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.55で動作確認しています。
コメント
新しくなった”Scenery Animation Manager”
更新情報ありがとうございます。
早速更新いたしました。
①インストールがとてもし易すくなりX-Plane11へほぼ自動的に組み込まれるのはありがたい。
②iniファイル等ほとんど手直しなしで進みました。
③(設定リンクがわかりにくかったのですが)見つかれば。後は簡単。
④ただ第1画面がよくわかりませんでした。
⑤表示速度はやっぱり遅い
とりあえず、冬も積雪画面で使用しています。SAM2よりは使いやすくなったようです。マニュアルを見ながら、詳細設定に挑戦したいと思います。
いつも興味ある情報をありがとうございました。