あってはならない場所の木々を消すシーナリー
あってはならない場所の木々
MSFSで世界各地をVFRで飛行しているとき,活火山の山頂などに木がたくさん生えていることがあります。
また日本アルプスにも山頂の岩に木が生えている場所がたくさんあります。
最近火山研究で知られている大西洋のレユニオン島(Réunion Island)を飛行したとき,活火山である”ピトン・ド・ラ・フルネーズ(Piton de la Fournaise)”の火口に木がたくさん生えていて興ざめでした。
シーナリー修正方法がわかれば,自分で修正したいと思うのですが,いまのところ私にはそのスキルがありません。
そこで,そういう目的で木々を消すシーナリーを探してみることにしました。
具体的な木々を消すシーナリーの探し方
X-Plane11で木々を削除するには,除外区域(Exclusions)を設定していました。
そこで,MSFSのシーナリーがたくさんあるFlightsim.toで”Exclusions”とか”Excluse”という単語で検索しましたが,見つかりませんでした。
新作のシーナリーを眺めているとき”Volcano Tree Fix“というシーナリーを見つけ,修正対象にさきほど紹介したレユニオン島の火山が入っていることがわかりました。
そこで”Tree Fix“とか”Treefix“という単語で検索すると,次の8つのシーナリーが見つかりました。
レユニオン島のVFR
先ほどのレユニオン島の火山でその効果を確かめてみたので,ご覧下さい。
レユニオン島の木の修正シーナリーの導入
“Volcano Tree Fix”シーナリーは,展開後に”scenery”フォルダーのある”theoli4d-volcanotreefix“をMSFSのCommunityフォルダー内にコピーすれば導入作業は終了します。
フライトプランの導入
この島には死火山のピトン・デ・ネージュ(Piton des Neiges)と活火山のピトン・ド・ラ・フルネーズ(Piton de la Fournaise)や浸食でできた深い渓谷があるので,二つの火山を比較し渓谷を楽しむためのフライトプランを作成しました。
出発空港は”Gillot,St Denis(FMEE)”,目的地は島の反対側にある”Pierrefonds, St Pierre(FMEP)”です。
プランはつぎのリンクからダウンロードしてください。
フライトプランデータ(FMEE2FMEP.7z)
store版の場合,フライトプランデータを展開後”FMEE2FMEP.FLT“ファイルを”C:\Users\Username\AppData\Local\Packages\Microsoft.FlightSimulator_8wekyb3d8bbwe\LocalState”フォルダーに入れてください。
なお飛行高度が8,000から9,000ftに設定してあることを確認しましょう。
このプランは,高高度で長距離になるので機体に”TBM930“を使います。
フライトの作成画面でこのフライトプランを”Load”すれば使えます。
なおFlightsim.toには“レユニオン・ロラン=ガロス空港(FMEE)”のカスタムシーナリーがあります。
MSFSでの風景
レユニオン・ロラン=ガロス空港から出発します。
滑走路に入ったら操縦をAIに任せてしまいましょう。
まずは,死火山のピトン・デ・ネージュ(Piton des Neiges)上空に向かいます。
途中に深い浸食谷の美しい場所があるのでお楽しみください。
旧火口上空に入るとの旧火口の中に街がたくさんあるのがわかります。
旧火口の中にあるエルブールの集落が見えます。
さて旧火口を通過したら活火山であるピトン・ド・ラ・フルネーズに向かいます。
途中,珍しい地形のグラン・エタン湖上空で針路を変えます。
グラン・エタン湖を過ぎたら海上に出てピトン・ド・ラ・フルネーズに向かいます。
ピトン・ド・ラ・フルネーズの南側を飛行します。
山頂を拡大してみるとちゃんと木がなくなっています。
ピトン・ド・ラ・フルネーズを通過すると高度を下げてサン=ピエール / ピエールフォン空港に向かいます。
まとめ
火山以外の場所については,一度に導入しても使わないと思うので,必要になった時に”Treefix”シーナリーを探して導入すれば良いと考えています。
できたらこれらのシーナリーの修正技法を身につけて日本国内にある山頂の邪魔な木々を無くしたいと思います。
Enjoy Flight!
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